「特に好感が持てる」「前線で問題を引き起こす」英メディアが選出した日本代表のベスト選手は? 南野でも冨安でもなく…

2022年07月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

「日本はW杯で上位に食い込むダークホースとなりうる」

日本代表のベストプレーヤーとして取り上げられたのは?(C)JFA

 カタール・ワールドカップの開幕を迎える11月21日が、段々と近付いてきた。優勝チームやメンバー選考の予想などで、世界中が盛り上がりを見せるなか、英メディア『90min』は出場32か国から1人ずつ「ベストプレーヤー」をピックアップしている。

 特にイギリス系メディアによるこうした企画ではこれまで、リバプールで一定の成績を収めた南野拓実や、怪我をするまではアーセナルで、主力として活躍した冨安健洋の名が挙がることが少なくなかった。しかし今回、日本を代表して選出されたのは、この2人のいずれでもない。鎌田大地だ。

 フランクフルトに在籍する鎌田は昨シーズン、チームトップの5ゴールを挙げ、ヨーロッパリーグ(EL)制覇に大きく貢献。移籍市場での評価はうなぎ上りで、プレミアリーグのトッテナムやリーズからの関心が報じられている。

 その注目の25歳を『90min』は、「日本はワールドカップで上位に食い込むダークホースとなりうる。選手層の厚さには欠けるが、先発メンバー、特にダイチ・カマダには好感が持てる。この攻撃的MFは、勤勉でテクニカルな前線の選手たちの先頭に立ち、問題を引き起こすだろう」と説明している。

 現状、鎌田はどちらかと言えばバックアッパーという位置づけだが、ELや森保ジャパンの6月シリーズの印象が強かったのかもしれない。
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 グループステージで対戦するライバルたちも見てみよう。スペインからは19歳にして10番を背負う"至宝"ペドリが選ばれ、「国のベストプレーヤーになるのはまだ早いと言う人もいるかもしれないが、私たちはそうは思わない。このティーンエイジャーは、30歳のベテランのような成熟したプレーで、常に中盤でアクションを起こしている」と絶賛されている。

 そのほか、ドイツからは「試合のテンポをコントロールし、ワールドカップで違いを生み出す可能性を持っている」ヨシュア・キミッヒ、コスタリカからは「同国史上最高のGK」ケイラー・ナバスがチョイスされている。

 4年に1度の大舞台で、今回取り上げられた注目選手は期待通りの活躍を見せられるか。また、完全ノーマークから一気に大ブレイクを果たす"シンデレラボーイ"の出現にも注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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