「技術的クオリティで驚かせている。だが…」注目を浴びる久保建英の“欠点”を現地メディアが指摘!「マドリーで戦うには不足している」

2022年07月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

「そのテクニックにより注目を集めている」

マドリーのトレーニングに参加して評価を上げている久保。(C) Getty Images

 レアル・マドリーのプレシーズントレーニングに参加している久保建英は、欧州王者の面々に交じっても、堂々たるパフォーマンスを披露。現地のファンやメディアからの評価が高まっている。

 そんななか、R・マドリーの専門メディア『Defensa Central』は、「クボはプレシーズンにそのクオリティでマドリーを驚かせる。しかし、マドリーはフィジカルが不足していることに同意している」と題した記事を掲載している。

 記事は、「日本人はトレーニングで、そのテクニックにより注目を集めている」としながらも、21歳の課題を指摘している。

「クボは、技術的なクオリティで驚かせている。しかし、(フィジカルコーチのアントニー・)ピンタスとチームは、マドリーでプレーするためのフィジカルがまだ不足していることに同意している」

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 記事は、「彼の技術的スキルはそれほど遅れをとってはいない」としつつ、「エリートとして輝くクオリティを持っているが、ヴィニシウス(ジュニオール)やロドリゴのような大きなフィジカル的変化が必要だ」と続けている。

 マドリーは、そのヴィニシウスとロドリゴ、そしてエデル・ミリトンのブラジル代表3選手がEU圏外選手枠を埋めているため、久保が今夏にマドリーに復帰する可能性はほとんどない。再レンタルが確実視されている。

 ただ、ヴィニシウス・ジュニオールがスペイン国籍を取得すれば、枠がひとつ空くことになるため、その時に備え、課題となるのはフィジカルの部分になると、同メディアは見ているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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