７月８日から始まったマドリーのプレシーズントレーニングに参加している久保建英が、日に日に評価を高めている。

　マジョルカからレンタルバックされた21歳のレフティは、「EU圏外選手枠」の空きがないため、今夏のマドリーへの復帰は絶望的だ。それでも、カルロ・アンチェロッティ監督の前で意欲的にプレーし、ミニゲームでネットを揺らすなどアピールを続けている。

　そんななか、マドリーの公式YouTubeチャンネルが10日、同日に行なわれたトレーニングの模様をまとめた動画を公開した。カゼミ―ロ、ヴィニシウス・ジュニオール、ロドリゴのブラジル代表トリオが合流したこの日の練習でも、久保は存在感を発揮。ロンドで華麗なタッチを見せつければ、ミニゲームでは利き足とは逆の右足でゴールを決めている。

【動画】現地ファンも感嘆！久保建英がマドリーの名手たちとのロンドで魅せた華麗なタッチ＆鋭いシュートで決めた右足弾

　すると、コメント欄にはファンから次のような声が寄せられた。

「彼を手放すことはできない」
「クボにチャンスを与えてくれ」
「彼はクラックだ。成功するための全てを持っている」
「クボにチャンスを与えれば凄いパフォーマンスを見せるぞ」
「ヴィニシウス、ロドリゴ、タケはワールドクラスになれる」
「クボはすごいタレントだ」
「彼を待ちきれない。クオリティを持っている」
「（ロンドでの）ワンタッチ。クボのような才能が無駄になり、愚かなルールのために何年にもわたって守備的なチームに貸し出されているのを見るのは悲しい」

　昨シーズンのチャンピオンズ・リーグを制したスター軍団の中で、物怖じしないプレーを披露する久保への注目は増すばかりだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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