「完全に中盤を仕切った」井手口陽介の“変貌ぶり”に英メディアも驚嘆!「旗手とは効果的に理解し合っていた」

2022年07月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

「最初から最後まで相手を追いかけ回した」

PSMの初戦で好プレーを披露した井手口。(C)Getty Images

 古橋亨梧、前田大然、旗手怜央が躍動し、優勝に貢献した2021-22シーズン、井手口陽介は出場機会を得ることができず、3人の同胞たちの活躍を見守るだけとなった。ファンや地元メディアは、井手口に何ができるのかをまだほとんど目にしていない。

 それだけに、プレシーズン初戦でフル出場した井手口の今後に期待する声も少なくない。オーストリア3部のウィンナー・ヴィクトリアとの親善試合を受け、セルティック専門サイト『THECELTICWAY』は、「中盤で完全に仕切り、冷静で落ち着いているようだった」とその"変貌ぶり"を称賛している。

「タックルが粘り強く、前に出て相手のラインを打ち破ろうという意欲を見せ、ハタテとは適切かつ効果的に理解し合っていた。フレッシュな選手がいたとすれば、それがイデグチだった。最初から最後まで相手を追いかけ回したことが示している」

【動画】PSM初戦で旗手が決めた新シーズン初ゴール
 まだシーズン最初の練習試合が終わったばかりだ。井手口がセルティックで立場を築くために道のりは長い。同メディアは「プレシーズンは試合勘を身につけていき、選手たちの状態を整えて、国内外で厳しく要求されるスピードを高めていくものだが、どの面でもイデグチが欠けていなかったのを見られたのは喜ばしかった」と期待を寄せた。

「イデグチの姿勢とチームに貢献したいという意欲は、熱心に見ていた監督やチームメート、サポーターに印象を残しただろう。まずはポジティブな兆候だ。ただ、まだプレシーズンでしかないのも事実だ。自分の力と才能をみんなに示すための土台を持っていることは確かだろう」

 セルティックは9日にラピド・ウィーンとの次の練習試合に臨む。THECELTICWAYは「(昨季の)出場167分ではどんな評価をするにもまったく十分ではなかった」と、再び井手口に出場機会が訪れ、その力をはかり知ることができるようにと願った。

「彼がどのように成長し、進化していくかをみられるのは興味深い。ラピド・ウィーン戦でも一定の出場機会があるのを願う。イデグチにどんなことができるのか、サポーターは確実に知りたいだろう。イデグチのセルティックでのキャリアは、今から始まる」

 クラブの公式チャンネルで新シーズンに向けて意気込んだ井手口。同胞たちと一緒に羽ばたく姿が見られるように願うばかりだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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