「僕はブッフォンではない。彼のようには…」ユベントスGK、レジェンドの足跡は辿らず!自身の後釜報道も一蹴

2022年06月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

「今はユーベの新しいGKについて、何も言われないと心配になる」

長らくブッフォンがゴールを守ったユベントスで、現在正守護神を務めるシュチェスニー。(C)Getty Images

 ユベントスのヴォイチェフ・シュチェスニーが、将来設計の一端を明かした。イタリア・メディア『Football Italia』が6月20日付けで伝えている。

 現在32歳のポーランド代表GKは、ユースから在籍したアーセナルでキャリアをスタートさせ、ブレントフォード、ローマへの期限付き移籍を経て、17年夏にユベントスへ加入。1年目こそジャンルイジ・ブッフォン(現パルマ)と出場機会を分け合うも、ブッフォンが一時的にユーベを離れた(パリ・サンジェルマンに移籍し、1年で復帰)翌年からは1番を背負い、正守護神として活躍している。

 偉大なレジェンドからポジションを奪ったシュチェスニーだが、その足跡を辿り、40歳を超えても現役でいるつもりは毛頭ないようだ。母国メディア『Przegld Sportowy』で、今後の見通しをこう語っている。

「僕はヴォイチェフ・シュチェスニーであって、ジャンルイジ・ブッフォンではない。彼のように長くはプレーしない。今のところのプランでは、ユベントスとの契約を全うし、おそらくスペインであと2シーズン、プレーするつもりだ」
【動画】余裕があったバックパスをまさかの…名手ブッフォンが犯した衝撃ミス
 過去、数々のGKがポーランドのナンバー1の後任として取り沙汰されてきた。しかし、当のシュチェスニー本人は意に介さず、報道がないと逆に不安だと笑い飛ばしている。

「この数年間、本当にたくさんのゴールキーパーが僕の後釜になるはずだったけど、そんな状況にはもう慣れたよ。今はユーベの新しいキーパーについて、何も言われないと心配になるんだ」

 ブッフォンのバックアッパーとしての入団から、階段を駆け上がったシュチェスニー。そこには人並外れた強心臓があった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】 現地番記者が選ぶ「過去20年のユベントス・レジェンドTOP10」を厳選ショットで振り返り!

【PHOTO】日本代表を応援する「美女サポーター」を厳選!

次ページ【動画】余裕があったバックパスをまさかの…名手ブッフォンが犯した衝撃ミス

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事