「自分がやらなきゃワールドカップに行けない」原口元気が明かす“最終予選4戦連発”の舞台裏「おまけ感が強かった」

2022年06月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

「4試合連続ゴールより…」鈴木氏が驚いたことは?

鈴木氏のYouTubeチャンネルに原口がゲスト出演。ロシアW杯のアジア最終予選を振り返った。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 元日本代表の鈴木啓太氏が、自身のYouTubeチャンネルで最新コンテンツを投稿。日本代表MF原口元気がゲスト出演し、2018年ロシア・ワールドカップのアジア最終予選について語った。

 ロシア行きを懸けた熾烈なアジアでの戦いは、「うまくいってなかった、最初に負けたりとか。なかなか勝ち切れない試合とかがあって」と原口は振り返る。本田圭佑や香川真司ら中心選手たちも、本来の実力を出し切れていなかったという。

 そうした状況下で、原口は最終予選で4試合連続ゴールと圧巻のパフォーマンスを披露。鈴木氏からその要因を問われると、「自分のゴールというよりも、日本をワールドカップに連れていかなければいけない」という想いで戦っていたと明かす。

「自分がやらなきゃ、ワールドカップに行けない。必死に走って、守備も攻撃もやって」

 日本代表の勝利――そこだけにフォーカスしていた。「だから、(ゴールを)取れたのかな、逆に」と想像し、"4戦連発"は「すごい、おまけ感が強かった」。
 
 浦和の後輩が見せた奮闘に、鈴木氏は「たしかに思い出すと、こんなにディフェンスができるようになったんだっていう、そっちのほうが強かった、4試合連続ゴールよりも」と回想。そして「こんなプレスバックしたっけ? 浦和のとき、やってなかったぞ、みたいな(笑)」と冗談交じりに感心した。

 ロシア大会から4年が経った今も、日の丸を背負って戦っている31歳の原口。今年11月に開幕するカタールW杯でも、その雄姿を見せることができるか注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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