​現地メディアが武藤を絶賛! 「初めてのムトーショー」「『ドッペルパック』で、マインツをホーム初勝利に導く」

2015年08月30日 サッカーダイジェスト編集部

武藤が移籍後初ゴール、さらに2点目を決め、ハノーファーに3-0の快勝。「こんな『ニッポンボンバー』はいなかった!」。

2得点を決めた武藤。これでチームメイトからの信頼も掴めた!写真:Getty images

 マインツの武藤がブンデスリーガ3節のハノーファー戦で、移籍後初ゴールを含む2得点を決め、チームの3-0の勝利に貢献した。
 
 現地ドイツのメディアは、さっそく武藤の活躍ぶりを大々的に報じている。
 
『Bild』紙の電子版は、『マインツでの初めてのムトウショー』と題して紹介。
 
「武藤はデビューから3試合目でドッペルパック(日本語で2個セット、ふたパックの意味)を達成した。過去16人ドイツで挑戦してきた『ニッポンボンバー』の中で、これだけすぐにフィットした選手はいない」と絶賛した。
 
 また『kicker』電子版は『武藤がホーム初勝利を"決めた"』と題して紹介。
 
「ハノーファーの懸念材料が、武藤のドッペルパックによって浮き彫りにされた」などと伝えた。
 
 さらにマインツの地元紙『アルゲマイネ新聞』電子版も、武藤の『ドッペルパック』を見出しで紹介し、「突然、世界はまったく違うものに見えるものだ。もはや、昇格組のインゴルシュタットに敗れたことなど忘れ去ってくれた。新加入のホープである日本人選手の武藤が、力強く結果を残した」などと報じている。
 
 武藤はこれで今季3試合出場・2得点。開幕のホームで迎えたインゴルシュタット戦では78分からの途中出場でノーゴールに。2節のアウェーでのボルシアMG戦は初先発し、攻撃面では思うように活躍できなかったものの守備面で奮闘して2-1の勝利に貢献した。続いて、この3節のハノーファー戦でついに2ゴールを決めた。なお、87分で途中交代している。
 
 武藤はこの後、日本代表のワールドカップ予選に臨む。
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