【J1採点&寸評】FC東京3-1鹿島|MOMは鮮やかな2得点を決めた渡邊! 上田は今季10ゴール目を記録

2022年05月29日 渡邊裕樹(サッカーダイジェストWeb編集部)

FC東京――小川は海外移籍前のホームラストゲーム

【警告】FC東京=なし 鹿島=ブエノ(50分)、和泉(63分)、三竿(67分)、鈴木(90+3分)
【退場】FC東京=なし 鹿島=なし
【MAN OF THE MATCH】渡邊凌磨(FC東京)

[J1第16節]FC東京0-0鹿島/5月29日/味の素スタジアム

【FC東京|採点】
スタメン)
GK
ヤクブ・スウォビィク 6
DF
長友佑都 5.5(61分OUT)
木本恭生 6.5(84分OUT)
森重真人 6.5
小川諒也 6.5
MF
青木拓矢 6
松木玖生 6(84分OUT)
安部柊斗 6.5
FW
渡邊凌磨 7(61分OUT)【MAN OF THE MATCH】
ディエゴ・オリヴェイラ 6.5(80分OUT)
アダイウトン 7

途中出場)
DF
中村帆高 6(61分IN)
FW
永井謙佑 6(61分IN)
FW
紺野和也 ―(80分IN)
DF
岡崎 慎 ―(84分IN)
MF
東 慶悟 ―(84分IN)

監督)
アルベル 6.5
 
【FC東京|寸評】
 押し込まれる時間帯もあったが、足もとの優れた守備陣を中心に冷静に対処。攻撃面では、アダイウトンの強烈な突破できっかけを作り、逆サイドの渡邊が仕留める。猛暑の影響や連戦も考慮し、まず相手の攻撃を受けて、守備から素早い切り替えの攻撃で度々相手ゴールに迫った。

 守備に奮闘しながらも2ゴールを奪った渡邊の決定力は見事。守備では上田に背後を使わせなかった森重の影響力が大。インサイドハーフの安部と松木は強度の高い相手にも冷静に対処し、ゲームを落ち着かせた。また前日にポルトガルのヴィトーリアへの期限付き移籍が発表され、この日が移籍前のホームラストゲームとなった小川は、左サイドから1点目につながるクサビのパスを打ち込むなど、攻撃面でも持ち味を見せた。

 MOMは、2得点の渡邊を選出。相手の脅威となっていたアダイウトンの活躍も同様に評価するが、82分のシュートを決めていれば、MOMだったか。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定したこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 

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