「左膝の靭帯なしで半年プレーした」イブラが衝撃の事実を告白!「痛みで6か月ほとんど眠れなかった」

2022年05月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

「6か月でチームと練習できたのは10回だけ」

強烈なカリスマでミランを11年ぶりのスクデットに導いたイブラヒモビッチ。(C)Getty Images

 41歳の誕生日を試合のピッチで迎えることはできなくなった。だが、ズラタン・イブラヒモビッチは引退を考えていないようだ。

 イタリアの名門ミランで精神的支柱としてチームのメンタリティーを変え、11年ぶりの優勝に貢献したイブラヒモビッチだが、今季はケガで思うように試合に出ることができなかった。そしてミランは5月25日、イブラヒモビッチがひざの手術を受け、回復に7~8か月を要すると発表した。

 年齢から現役続行は難しいとの見方もあるようだ。だが、イブラヒモビッチは26日、自身のインスタグラムで、半年にわたってケガに苦しんだことを明かしつつ、復活への意気込みを表している。

【動画】まさに王のお出まし!シャンパンをぶちまけ、葉巻を吸うイブラのド派手な登場シーンをチェック
 イブラヒモビッチは「この6か月、左膝のACL(前十字靭帯)なしでプレーしてきた」と投稿した。

「6か月、膝が腫れていた。6か月でチームと練習できたのは10回だけ。6か月で20回以上も注射した。6か月、週に1度は膝をきれいにした。6か月、毎日痛み止めだ。痛みで6か月ほとんど眠れなかった。ピッチ内外でこれほど苦しんだことはなかった」

「オレは、不可能なことを可能にした。目標はひとつだけだった。チームメイトたちと監督をイタリア王者にすること。彼らにそう約束したからだ。そして今日、オレは新しいACLと、また新たなトロフィーを手に入れた」

 ミラン幹部のパオロ・マルディーニは、『Gazzetta dello Sport』紙のインタビューで、イブラヒモビッチについて「月曜に話し、15日後に約束した。合意するのに問題はないと思う」と述べている。

「もちろん、これほど出場機会が少ないのは、彼も安心できないだろう。今後2週間の様子を見ようじゃないか。すべて彼とミランのためになるようにする。私が理解する限り、彼は前進するつもりだ」

 長年の疲労と長期離脱、何より年齢から不可避な肉体の衰えと、不安要素があるのは否定できない。だがきっと、伝説はまだ終わらない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】現地番記者が選ぶ「過去20年のミラン・レジェンドTOP10」を厳選ショットで振り返り!

【PHOTO】日本代表を応援する「美女サポーター」を厳選!

次ページ【動画】まさに王のお出まし!シャンパンをぶちまけ、葉巻を吸うイブラのド派手な登場シーンをチェック

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事