「バルサはバトルを起こす準備ができている」宿敵マドリーが取り逃がしたエムバペを3年後にフリーで獲得か

2022年05月27日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

3か月ほど前、クレは真剣に恐れていた

エムバペはパリSGとの契約が満了する3年後、バルサにやって来るのか。(C)Getty Images

 いまから3か月ほど前、クレ(バルサ・ファンの愛称)は真剣に恐れていた。再建の真っ只中にある自分たちのチームを尻目に、宿敵のレアル・マドリーがキリアン・エムバペとアーリング・ハーランドの2枚獲りを目指していたからだ。

 ハーランドに関してはバルサも獲得に動いていたが、資金不足により勝算は限りなく低かった。しかもシーズンが佳境を迎えるにつれチームは失速。一方のマドリーはラ・リーガを制覇し、チャンピオンズ・リーグでも逆転に次ぐ逆転でファイナルに駒を進めた。
 
 もともとライバルの動向をことさら気にするのがクレの気質だ。しかし幸いにもその心配は杞憂に終わった。バルサ寄りの現地紙『スポルト』は、次のように報じている。

「バルサは一連のショーを特等席で見守っていた。カンプ・ノウには恐怖が充満していた。しかしハーランドのマンチェスター・シティ移籍発表で一息つき、エムバペの残留宣言で快哉を叫んだ」

 さらに同紙は、エムバペの契約が2025年6月に満了する点にも着目。現在バルサが獲得に動いているロベルト・レバンドフスキは、3年契約を要求していると言われている。つまり、その契約が満了するタイミングで「後釜」としてエムバペをフリーで獲得できるというわけだ。

 その頃にはバルサの財政状況も改善に向かっているはずで、マドリーに対して格好の見せしめになる。同紙は景気よく「バルサはバトルを起こす準備ができている」と記事を締めくくっている。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

【PHOTO】世界有数のスーパーカーがずらり! C・ロナウドの「愛車コレクション」を一挙公開!
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事