「おそらく今までで最高のリバプール」ビラ指揮官ジェラード、対戦前に古巣を称賛! 攻略法は「トッテナムのように…」

2022年05月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

「90分間、ただ苦しむつもりはないが…」

4冠ストッパーとして、ジェラードは敵将としてもリバプールに名を残せるか。(C)Getty Images

 アストン・ビラのスティーブン・ジェラード監督が、現地時間5月10日の対戦を前に、古巣リバプールのチーム状況を語った。現地紙『Daily Mail』が伝えている。

 ユルゲン・クロップ体制7年目を迎えたリバプールは、2月にリーグカップを制し、今後戦うチャンピオンズ・リーグとFAカップも決勝に進出。マンチェスター・シティと激しい首位争いを展開しているリーグ戦と合わせ、前人未到の4冠達成への期待が高まっている。

 絶好調の古巣について、アンフィールドの英雄は「ゲームが変化したことでより速くなり、おそらく今見ているのは最高のリバプールチームだろう」と、惜しみない賛辞を寄せている。

「それは今のグループのスピード、メンタリティ、インテンシティによるものだ。でも、これまでのリバプールを軽視しているわけではないよ。欧州カップ戦の優勝チーム、リーグ戦の連覇チーム、そのすべてを見て育ってきた。ワールドクラスの選手、監督、チームであったことはよく知っている」
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 直近のトッテナム戦ではドローに終わり、これ以上ポイントを落とせないリバプール同様、11位につけるビラにとっても、2010-11シーズン以来のトップ10入りに向けて、負けられない一戦となる。

「リバプールを苦しめるだけの勇気とクオリティを見せなければならない。90分間、ただ苦しむだけのチームを作るつもりはないが、ガンガン攻めたり、不用意に攻めたりはしたくない。計算されたものでないとね。時には苦しまなければならないが、それをみんなでやって、その状況を乗り切れば、今の調子なら面白い瞬間が訪れると信じている。

 それはトッテナムがやったことだ。彼らは組織的で、忍耐力があった。そして、その瞬間が訪れたとき、彼らはリバプールにいくつかの問題を引き起こした」

 4冠を阻む金星をあげ、敵将としてもリバプールに伝説を残せるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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