来月のカタールW杯プレーオフに向け、準備を開始
ウクライナのペトラコフ監督が、母国に軍事侵攻を続けるロシアを断罪した。(C)Getty Images
ウクライナ代表のオレクサンドル・ペトラコフ監督が、母国を破壊し続けるロシアを断罪した。英紙『Daily Mail』が5月8日付けで伝えている。
ロシア軍の侵攻を受け、国際サッカー連盟はロシアに国際大会への無期限の出場停止処分を通達。これにより、ロシア代表はカタール・ワールドカップの欧州予選プレーオフも不戦敗に。欧州サッカー連盟もこの動きに追随し、来シーズンの大会から、ロシアのチームを締め出すことを発表した。
ただ、ペトラコフ監督はより厳しい処分を求めているようだ。「彼らは我々の女性や子どもを殺し、街を破壊しているのだから、スポーツをする権利はない」と、怒りを露わにしている。
【画像】ロシア軍のミサイル攻撃により、ウクライナの強豪シャフタールの練習場に大きな穴が空く…ショッキングな光景
ロシア軍の侵攻を受け、国際サッカー連盟はロシアに国際大会への無期限の出場停止処分を通達。これにより、ロシア代表はカタール・ワールドカップの欧州予選プレーオフも不戦敗に。欧州サッカー連盟もこの動きに追随し、来シーズンの大会から、ロシアのチームを締め出すことを発表した。
ただ、ペトラコフ監督はより厳しい処分を求めているようだ。「彼らは我々の女性や子どもを殺し、街を破壊しているのだから、スポーツをする権利はない」と、怒りを露わにしている。
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「私の意見では、彼らは少なくとも5年間は(出場を)禁止されるべきだ。最低でもだ。1年では足りない。我々が彼らの侵略を止めなければ、ヨーロッパの他の地域にも及ぶだろう。平和国家ではないのだから、スポーツでその代償を払うべきだ」
今年3月の時点では「自国の人々が死に続けている限り、スコットランドと試合をすることは考えられない」と、苦しい胸中を明かしていた64歳の指揮官だが、ウクライナ代表は先日の開戦以来、スロベニアの地で初めて集結。来月に迫るカタールW杯プレーオフへの準備を進めているという。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【PHOTO】敵も味方も関係なし…ワールドカップの美しき光景
今年3月の時点では「自国の人々が死に続けている限り、スコットランドと試合をすることは考えられない」と、苦しい胸中を明かしていた64歳の指揮官だが、ウクライナ代表は先日の開戦以来、スロベニアの地で初めて集結。来月に迫るカタールW杯プレーオフへの準備を進めているという。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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