「買収されてるんだろう!」EL敗退後、ウェストハムの英代表MFが主審へ放った“暴言”が明らかに。UEFAが処分の可能性も

2022年05月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

準決勝でフランクフルトに敗れる

審判への暴言が物議を醸しているライス。(C)Getty Images

 現地時間5月5日に行なわれたヨーロッパリーグの準決勝第2レグで、ウェストハムは0-1でフランクフルトに敗北。第1レグを1-2で落としていたため、アグリゲートスコア1-3で敗退が決まった。

 この試合でウェストハムは、19分にアーロン・クレスウェルが一発退場となり、79分にはデイビッド・モイーズ監督がボールボーイにボールを蹴り返すという驚きの行動で退席処分に。何もかもか上手くいかず、決勝進出という目標を叶えることはできなかった。

 苛立ちは、試合後も収まらなかったようだ。英紙『Daily Mail』は中継を担当していた米スポーツチャンネル『Fox Sports』の放送内で、ウェストハムのイングランド代表MFデクラン・ライスが主審に「暴言」を吐いたと報じている。
【動画】「どうしてこんなことができるんだ?」SNSで出回っているライスの暴言の一部
 
 SNS上でその動画が拡散され、ロッカールームに続くトンネルの中で、笛を吹いたスペイン人のジス・ジルマンサノ主審の姿を見つけたライスは、「審判!審判!」と呼びかけて詰め寄り、「どうしてこんなひどいことができるんだ。最悪だよ。どうしてこんなにひどくなる? 正直に言えば、あんたは買収されてたんだろう! クソが、汚職かよ」と吐き捨てている。

 ジルマンサノ主審は特に反応をしていないが、このライスの"暴言"は欧州サッカー連盟(UEFA)により処分される可能性があるようだ。

 UEFAでは「試合審判への侮辱」に対する懲罰が規定されており、ライスは3試合の出場停止ならびに罰金を科される可能性がある。この処分はもし今夏に移籍をしたとしても継続され、出場停止処分は来シーズンのヨーロッパにおけるコンペティションに適用される。

 同紙によればウェストハムの広報担当は「クラブはSNSに出回っている動画を認知しているが、第2レグのレフェリー陣からのレポートが上がり、UEFAで検討されるまでコメントをするつもりはない」とコメントしている。今後の動向が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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