「1年前は誰も古橋、旗手、前田を知らなかった」レジェンドOBが、ポステコグルーの手腕を称賛!「監督を探す中で、彼の名を口にした人はいなかった」

2022年05月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

「1年目で2つのトロフィーを獲得してもアンジェが甘んじることはないだろう」

古橋(右)らの獲得が大ヒットだったセルティック。ポステコグルー監督の手腕が称賛されている。(C)Getty Images

 レンジャーズと6ポイント差で残り3試合を迎えたセルティックは、1年での王座奪還に迫っている。昨シーズン、宿敵に連覇を止められ、一時混迷していただけに、短期間での復活に導いたアンジェ・ポステコグルー監督の手腕が高く評価されるのは当然だ。

 特に、古橋亨梧を筆頭に、ポステコグルー体制でセルティックが獲得した新戦力たちは、その多くが好パフォーマンスで貢献してきた。だからこそ、クラブOBのジョン・ハートソンは、来シーズンに向けてセルティックはポステコグルー監督が望む補強を実現させるべきだと話している。

『THE SCOTTISH Sun』によると、ハートソンは「昨シーズン終了後、困難が待ち受ける中で、アンジェの人材選びは重要だった」と述べた。

「1年前、我々の誰もジョッタやリエル・アバダたちのことを知らなかった。キョウゴ・フルハシ、レオ・ハタテ、ダイゼン・マエダのこともね。ジョー・ハートは終わった選手と言われていた。だが、とてもうまく補強してきたから、今度は彼のことを支持するだろう」

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 レジェンドOBは、さらに「監督は非常に高いレベルで物事を成し遂げたいと望むものだ。1年目で2つのトロフィーを獲得しても、それにアンジェが甘んじることはないだろう」と、さらなる飛躍を目指すポステコグルーのために、クラブが希望をかなえるべきと話している。

「彼はセルティックを最高レベルで向上させたいと望んでいるはずだ。過去3年のレンジャーズのようにね。アンジェにはすべてのカードが託されると思う。彼を支えるべきだ」

 セルティックでの手腕から、他の強豪クラブはポステコグルー監督に注目しているだろう。だが、ハートソンは指揮官の去就を心配する必要はないと考えているようだ。

 ハートソンは「彼はオーストラリア代表やJリーグで指揮を執ってきた。だが、監督を探す中で、誰も彼の名前を口にしていなかった。彼がセルティックでの仕事を手にしたのは、エディー・ハウを招へいできなかったからというだけだ。そして、彼はセルティックで素晴らしかった」と続けている。

「彼をしっかりと結びつけておくべきか? どこにも行くつもりはないと思うよ。チャンピオンズ・リーグでちょっとやってみたいと思っているはずだ」

 今シーズンで評価を高めたポステコグルーとセルティック、そして古橋ら選手たちの来シーズンに注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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