【J1採点&寸評】名古屋1-1京都|FK弾のマテウスをMOMに! 京都のメンデス、金子、P・ウタカも高評価

2022年05月03日 今井雄一朗

後半はシュート8本。攻勢に出るも相手の守備に苦戦

【警告】名古屋=酒井(61分) 京都=メンデス(42分)【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】マテウス・カストロ(名古屋)

[J1第11節]名古屋1-1京都/5月3日/豊田スタジアム

【名古屋|採点】
スタメン)
GK
ランゲラック 6
DF
中谷進之介 6
藤井陽也 5.5
丸山祐市 6
MF
仙頭啓矢 6(76分OUT)
レオ・シルバ 6
稲垣 祥 6
森下龍矢 6
相馬勇紀 6
FW
マテウス・カストロ 6.5[MAN OF THE MATCH]
柿谷曜一朗 6(60分OUT)

途中出場)
FW
酒井宣福 6(60分IN)
FW
金崎夢生 ―(76分IN)

監督)
長谷川健太 6
 
【名古屋|寸評】
 京都の出方に対応しつつ、柔軟に攻守を調整しながら先制するも、隙を突かれて失点。後半は猛攻に出たが決定力を欠き、3万7068人の大観衆の期待に応えることはできず。

 この日の中谷、藤井、丸山の3バックは、あまり前に食いつきすぎず、P・ウタカの動きを視野に入れるようにしてプレー。サイドの攻防ではやや苦戦するところもあったが、相馬が守備から入る堅実さを見せ、空中戦でも身体を張った。流れを掴んだ前半中盤の時間帯にマテウスが個人技で得たFKを直接叩き込んで先制。しかし、やや構える形となった守備の前エリアで相手に上手く展開され、P・ウタカの同点ゴールを食らったのは痛恨だった。後半は相馬とマテウスの連係を中心に、シュート8本を放つなど攻勢に出るも、決定機はいずれも枠を外れるか、京都DF陣の粘り強い守備に苦戦しノーゴール。金崎、酒井とストライカーの投入も決め手にはならず、煮え切らないドロー劇に終わった。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定したこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 

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