「恥ずかしすぎる」ACLの中国勢、2年で “0勝2分け23敗・6得点89失点”の惨敗を母国メディアが糾弾!「我が国のサッカーはジョークになった」

2022年05月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

「山東と広州は、中国スーパーリーグの恥の縮図」

最終節で川崎に敗れた広州FCは6戦全敗となった。(C)Getty Images

 物議を醸した中国勢のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)終わった。

 現在グループステージが集中開催されているACLで、中国からは元々、山東泰山、広州FC、上海海港、長春亜泰の4クラブが出場予定だった。だが、財政状況やコロナ流行、国内リーグの開幕を控えていることなどを理由に、上海海港と長春亜泰が辞退。山東泰山と広州FCの両チームも、若手中心の二軍で臨んだ。

 結果、山東は1分け5敗で2得点・24失点、広州は6戦全敗で0得点・24失点という散々な結果に終わった。後者については、敵選手の頭を蹴ってレッドカードを受けたDFを翌日に解雇するという驚きの処分で物議を醸してもいる。

 中国のポータルサイト『捜狐』は、「両チームともこのACLで屈辱的な記録を残した。広州は川崎フロンターレ戦で0-8という、中国勢史上最大の得点差での敗北を喫した。山東は大邱FC戦で0-7、ACLでのクラブ最大の敗戦だった」と綴った。

【動画】相手選手の頭に後ろからキック。レッドカード→即解雇となった広州DFの衝撃ラフプレー

 また、「山東と広州は、中国スーパーリーグの恥の縮図に過ぎない」と指摘。「昨シーズンも合わせた2年間で、(プレーオフも含めて)中国勢は25試合を戦い、たった2ポイント。2分け23敗で6得点。89失点。恥ずかしすぎる」と嘆いた。

 そして、「西アジアの記者は、ACLからに中国のチームを追放するよう呼びかけた」と伝え、こう糾弾している。

「中国サッカー協会もクラブも過去2年間、ACLを疎かにしたため、追放されてもおかしくはない。中国スーパーリーグのためにACLを犠牲にし、中国代表のために中国スーパーリーグを犠牲にし、結局何も得られていない。我が国のサッカーはジョークになった」

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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