「闘莉王と組ませたら喧嘩する」城彰二が“日本代表の歴代ベスト11”を選出!中田英が選外の中盤は? 森保Jからセレクトした2選手は…

2022年05月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

「すごく悩んだ」というポジションは?

98年のフランスW杯に出場した城氏が選んだ日本代表の歴代ベスト11は? (C)Getty Images

 元日本代表FWの城彰二氏が、自身のYouTubeチャンネル『JOチャンネル』で、これまでワールドカップに出場した日本代表の全選手の中から「ベスト11」を選出した。

 システムは4-4-1-1を採用。GKは城氏の同級生で、1998年大会から4大会連続出場を果たした川口能活をチョイスした。
 
「上がって行けて、守備もそれなりにできる選手」を選択した両SBは、右が内田篤人で、左は相馬直樹。98年大会で共闘した後者については、「長友(佑都)もいいけど、あの時代にあれだけ駆け上がって戻って来れる選手はなかなかいなかった。意外にいいボールを上げる。好きな選手」と評した。

「すごく悩んだ」というCB2枚は、"特例"で2010年大会のレギュラーコンビである田中マルクス闘莉王と中澤佑二、そして現代表のキャプテン吉田麻也の3人をセレクト。「闘莉王は先発」とし、もう一枠を中澤と吉田で争うとした。

「(3人とも)堅いし、高さもあるし、闘える。高さ対策をしないと厳しい」

 城氏は「本当は松田直樹を入れたかったんだけど、あいつの性格を考えると、闘莉王と組ませたら喧嘩する。お互いに我が強いから」と続けている。
 
 ダブルボランチは長谷部誠と遠藤保仁だ。前者については「(現代表の)遠藤航も気が利くし、すごくいいけど、ベテランの長谷部がいろいろな場所をカバーする」とその役割に言及。後者については、こう語っている。

「ヤットはある程度自由、このチームのキー。足が速いわけでも長い距離をスプリントするわけでもないけど、頭を使ってバランスを取りながら、ボールを受けて配ってくれる」

 攻撃陣は、激戦区の2列目には、主軸として3大会に出場した中田英寿を選ばず、右から中村俊輔、小野伸二、名波浩、1トップには森保ジャパンのCF大迫勇也を選出した。

 左サイドハーフに、"98年組"のレフティ名波を配置した理由については、「クロスも得意だし、(切り返して)アウトサイドで縦パスを入れることもできる。ここに置いたのは、相馬直樹との相性がいい。オーバーラップもしやすくなる」と語っている。

【動画】城彰二がW杯出場メンバーから選んだ「日本代表の歴代ベスト11」をフォーメーションでチェック

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