決勝トーナメント以降は9ゴールと爆発
ベンゼマのゴールでマドリーはシティとの第2レグに勝利できるか。(C)Getty Images
チャンピオンズ・リーグ準決勝第1レグのマンチェスター・シティ戦当日、フランス人記者フレデリック・エルメルによる「レフェリーがPKを宣告したら?」というタイトルのコラムが、スペイン紙『アス』に掲載された。
内容を要約すると、もしシティ戦でPKの場面があれば、4月だけで5本中3本(セルタ戦の1本とオサスナ戦の2本)もPKを失敗している同胞のカリム・ベンゼマが蹴るべきかどうか疑問が生じるというものだった。
しかし周知の通り、マドリーの2点ビハインドで迎えた82分、主審がPKを宣告すると、ベンゼマはパネンカ(チップキック)でゴール中央に見事に決めてみせた。
パネンカと言えば、もっともギャンブル性の高いキックとして知られる。『マルカ』紙は、最近のPK失敗を受けてベンゼマはここ数日、パネンカの練習をしており、チームメイトもカルロ・アンチェロッティ監督も、その方法で蹴るのではないかと"懸念"していたと報じている。
内容を要約すると、もしシティ戦でPKの場面があれば、4月だけで5本中3本(セルタ戦の1本とオサスナ戦の2本)もPKを失敗している同胞のカリム・ベンゼマが蹴るべきかどうか疑問が生じるというものだった。
しかし周知の通り、マドリーの2点ビハインドで迎えた82分、主審がPKを宣告すると、ベンゼマはパネンカ(チップキック)でゴール中央に見事に決めてみせた。
パネンカと言えば、もっともギャンブル性の高いキックとして知られる。『マルカ』紙は、最近のPK失敗を受けてベンゼマはここ数日、パネンカの練習をしており、チームメイトもカルロ・アンチェロッティ監督も、その方法で蹴るのではないかと"懸念"していたと報じている。
ベンゼマはこのPKを含め、シティ戦で2得点をマーク。これで決勝トーナメント以降、9得点のゴールラッシュだ(グループステージは5得点)。
同じく決勝トーナメント以降に大爆発したケースとしては2016-17シーズンのクリスチアーノ・ロナウドが挙げられ、10得点をマークしている。しかし当時のロナウドがフィニッシュに専念することができた一方で、ベンゼマはゲームメイク、フィニッシャーの2役をこなしてこの数字である。
しかも大会通じて14得点は、そのロナウドが2013-14シーズンに叩き出した1シーズン最多得点記録(17得点)と3点差。またマドリーでの通算得点も320まで伸ばし、歴代2位のラウール・ゴンサレスにあと3点に迫っている(歴代最多はC・ロナウドの451点)。
34歳の天才は、常識破りのパフォーマンスを見せ続けている。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
【動画】ベンゼマがマンチェスター・C戦で決めたパネンカ
同じく決勝トーナメント以降に大爆発したケースとしては2016-17シーズンのクリスチアーノ・ロナウドが挙げられ、10得点をマークしている。しかし当時のロナウドがフィニッシュに専念することができた一方で、ベンゼマはゲームメイク、フィニッシャーの2役をこなしてこの数字である。
しかも大会通じて14得点は、そのロナウドが2013-14シーズンに叩き出した1シーズン最多得点記録(17得点)と3点差。またマドリーでの通算得点も320まで伸ばし、歴代2位のラウール・ゴンサレスにあと3点に迫っている(歴代最多はC・ロナウドの451点)。
34歳の天才は、常識破りのパフォーマンスを見せ続けている。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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