「テン・ハーグと話し合うべきことだ」ラングニック監督がC・ロナウドの去就に言及!「もし残りたいのであれば…」

2022年04月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

リーグ戦の直近9得点中、8得点がC・ロナウドによるもの

立場は変われど、ラングニック(左)とC・ロナウド(右)の共闘体制は、まだ続くのか。(C)Getty Images

 マンチェスター・ユナイテッドのラルフ・ラングニック暫定監督が、去就が注目を集めるクリスチアーノ・ロナウドについて語った。クラブ公式サイトが伝えている。

 ラングニックは昨年11月、オレ・グンナー・スールシャールの解任を受け、緊急登板。今季限りの監督を経て、コンサルタントを2年間務めることを予定しているなか、4月29日には同シーズン終了後からのオーストリア代表指揮官就任が発表されたが、兼業の形を取り、ユナイテッドの職務から離れることはないようだ。

 そんな引っ張りだこの63歳は、28日のチェルシー戦(△1―1、プレミアリーグ第37節)後に、退団説が流れている37歳に言及した。
【動画】流石の決定力!C・ロナウドがチェルシー戦で見せた絶妙トラップからの右足でズドン

 直前の試合でのプレーを振り返り、「ゴールだけでなく、パフォーマンスや姿勢も素晴らしかった。自陣まで戻って何度も助けてくれた。今日のようなプレーをすれば、まだまだこのチームの大きな力になれる」と太鼓判を押すと、将来については、来季からオールド・トラフォードで指揮を執ることが決まっているエリク・テン・ハーグとの対話の必要性を認めている。
 
「これは、エリク、理事、そして私の間で話し合うべきことだ。クリスチアーノの契約はあと1年残っている。もし彼が残りたいのであれば、何を望んでいるのかを知ることも重要だ」

 ユナイテッドは、チェルシー戦を含め、リーグ戦の直近7試合で挙げた9ゴール中、8ゴールがC・ロナウドによるものとエース依存が深刻だ。ラングニックは攻撃陣に新しい血を注ぐべきとの考えも明かしている。

「今、私たちはクリスチアーノをとても頼りにしていて、彼はチェルシーのポゼッション時も良いパフォーマンスを見せてくれた。だけど、新しいストライカーを何人か連れてくることに焦点を当てなければならないのも確かだね」

 監督と選手という立場は変われど、世界きっての智将とスーパースターのタッグは、来季も続くのか。その可能性を少しでも高めるために求められることはただひとつ、残り3試合で死力を尽くし、1つでも順位を上げることだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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