【J1採点&寸評】柏1-4鳥栖|最低点は上島、快勝の鳥栖には高評価がズラリ。MOMは攻守に貢献したCB

2022年04月29日 志水麗鑑(サッカーダイジェスト)

柏――守備陣が耐えきれず前半に安易な2失点

【警告】柏=なし 鳥栖=小泉(30分)、藤田(90+2分)【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】田代雅也(鳥栖)

[J1第10節]柏1-4鳥栖/4月29日/三協フロンテア柏スタジアム

【柏|採点】

スタメン)
GK
キム・スンギュ 5
DF
大南拓磨 4.5
上島拓巳 4
古賀太陽 4.5
三丸 拡 4.5
MF
椎橋慧也 5
戸嶋祥郎 5(70分OUT)
岩下 航 5(HT OUT)
鵜木郁哉 5.5(HT OUT)
FW
マテウス・サヴィオ 5.5(77分OUT)
細谷真大 6(77分OUT)

途中出場)
FW武藤雄樹 6(HT IN)
MF北爪健吾 5.5(HT IN)
MFドッジ 5.5(70分IN)
FW升掛友護 -(77分IN)
FWアンジェロッティ -(77分IN)



監督)
ネルシーニョ 5
 
【柏|寸評】
 開幕から愛用してきた3-5-2ではなく3-4-2-1システムを採用し、中盤の安定感は増したものの、プレッシングがハマらず前線のコンビネーションも希薄だった。

 鵜木がヒールパスなどで局面打開を試みても周囲の連係が足りず、すぐに守勢に回った。そして上島や古賀は相手のハイボールを跳ね返せず、マークを捕まえられない。耐えきれない守備陣は、セットプレーで昨季のスランプ時のような安易な2失点を前半に喫した。停滞感を打破したのは後半開始から途中出場した武藤で、果敢に仕掛けるだけでなく、55分には細谷のゴールをアシスト。しかし64分には大南と上島の、82分には三丸の緩慢なディフェンスもあり、手痛い2失点を重ねた。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定したこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 

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