「とんでもない選手だ」先発復帰で即結果を残した古橋をポステコグルー監督が激賞! 一方で今後へ発破も「3点は獲れた」

2022年04月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

「彼はまだスーパーシャープではない」

先発復帰戦で今季公式戦17点目を叩き込んだ古橋。リーグ戦では9点目となり、二桁に大手をかけた。(C)Getty Images

 4月24日に開催されたスコットランド・リーグ第34節で、日本人選手4人が所属する首位のセルティックは、5位のロス・カウンティと敵地で対戦し、2―0で快勝を収めた。

 井手口陽介はベンチ外となるなか、故障明けの古橋亨梧は旗手怜央、前田大然と共に先発。前節で途中出場し、約3か月半ぶりにピッチに立ってから、公式戦3試合目にしてスタメン復帰を果たすと、開始12分で先制点を叩き込む。

 ジョッタからの正確なクロスを打点の高いヘッドで合わせ、鮮やかに公式戦17点目(リーグ戦9点目)を奪った。27歳の日本代表FWはその後もビッグチャンスを迎えながら、2点目こそ奪えなかったものの、ベンチに下がる64分まで攻撃を牽引する活躍を見せた。

 クラブ公式サイトによれば、アンジェ・ポステコグルー監督は「とんでもない選手で、ほとんどのチームが彼のような選手を欲しがるだろう」と、古橋を激賞。約4か月ぶりの得点については、「チームに戻るために懸命に努力したことの報いであることを願うよ」と共に喜んだ。
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 ただ、エースの120%の状態を知る元横浜F・マリノス指揮官は、今後の大爆発に向けて「彼はまだスーパーシャープではない。もしそうだったら3点は決めていただろう」と、発破をかけることも忘れなかった。

 残りは4試合で、次節の勝点差6で2位のレンジャーズとの直接対決に勝てば、2年ぶりのリーグ制覇はほぼ確定となる。

 ポステコグルー監督は「我々にできることは、自分たちのサッカーをし続け、試合に勝ち続けることだけだ。そうすれば、私たち全員が望む場所に辿り着ける」と気合いを込めるなか、古橋は再びゴール量産体制へと入り、スコットランドの頂点へと導けるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部 

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