現地時間４月23日に開催されたリーグ・アン第34節で、引き分け以上で優勝が決まるパリ・サンジェルマンは、ランスとホームで対戦。68分にリオネル・メッシが決めた強烈なミドル弾で先制し、終了間際に追いつかれたものの、１―１のドローで２年ぶり10度目のリーグ制覇げ決定した。

　この試合では、パリSGのウルトラス（熱狂的なサポーター集団）が、試合終了前に席を立って、"抗議"をしたことが物議を醸している。チャンピオンズ・リーグ（CL）のラウンド・オブ16でレアル・マドリーに大逆転負けを喫したためだ。

　CL制覇を目標に掲げ、パリSGは昨夏にリオネル・メッシやセルヒオ・ラモス、ジャンルイジ・ドンナルンマらを獲得する大型補強を敢行した。だが、欧州の舞台で早期敗退に終わり、もはやリーグ制覇では納得できないファンが少なくないのだろう。

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　フランス・メディア『FOOT　MERCATO』が「ネイマールがセンセーショナルな宣言でサポーターと衝突する！」と題した記事で伝えたところによればブラジル代表FWは試合後、こうしたサポーターの行動に対し、「一部の観衆が席を立ったのは、現実離れしている」と苦言を呈した。

　さらに、とりわけマドリー戦以降、自身がホームサポーターからブーイングを浴びてることにも言及。「契約期間があと３年残っているから、彼らはブーイングするのにそのうち飽きるだろう。僕は残留する」と皮肉交じりに話している。

　この"残留宣言"に、ウルトラスはどう反応するのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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