アーセナル、CL出場権を争うマンUを3―1で撃破! 冨安健洋は途中出場で3か月ぶりに実戦復帰

2022年04月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

マンUはB・フェルナンデスが痛恨のPK失敗

先制点を奪ったアーセナルのタバレス(20番)。昨夏にベンフィカから加入以来、初ゴールとなった。(C)Getty Images

 4月23日に開催されたプレミアリーグ第34節で、冨安健洋の所属する5位のアーセナル(勝点57)と、6位のマンチェスター・ユナイテッド(同54)が、前者のホームで激突した。

 ふくらはぎの怪我から回復し、10試合ぶりにメンバーに入った冨安は、ベンチスタート。生まれたばかりの息子が死去したため、直近のリバプール戦を欠場していた後者のクリスチアーノ・ロナウドは、先発復帰した。

 3日前にチェルシーを4―2で撃破したアーセナルは、勢いそのままにこの大一番でも開始3分で先制点を奪う。ペナルティエリア右からサカが放った鋭いシュートは、GKデ・ヘアにかき出されるも、ゴール前まで上がっていた左SBのタバレスが流し込んだ。
【動画】右サイドからのシュートのこぼれに反応したのは左SB!アーセナルが開始3分で試合を動かす!

 ホームチームは27分にも、ヌケティアがネットを揺らすが、VAR介入の末にオフサイドとなり、得点は認められない。しかし、直前にサカがファウルを受けていたため、PKを獲得。これを32分にサカ自ら決め、正真正銘の追加点を奪う。

 リードを広げられたユナイテッドは、その2分後に、マティッチのクロスからC・ロナウドが左足で1点を返す。1週間前のノーリッジ戦では、圧巻のハットトリックを達成した37歳のエースは、リーグ3位の16点目となった。
【動画】「えぐい」「怪物だ」冨安健洋の決定機阻止→フィジカル強すぎのキープ→裏街道ドリブル突破
 1-2で折り返すしたアウェーチームは、57分にタバレスのハンドでPKを獲得するも、ブルーノ・フェルナンデスのキックは左ポストに直撃。同点の絶好機を逃す。

 そして70分には、アーセナルが3点目をゲット。ジャカがゴール前で得意の左足を振り抜き、強烈なシュートで突き刺した。

 厳しい状況に追い込まれたユナイテッドは77分に2枚替えを敢行。ラッシュフォードとリンガードを送り込む。

 迎えた91分には、アーセナルがこの日最後の交代カードを切り、満を持して冨安を投入。日本代表DFは、リーグカップのリバプール戦以来、約3か月ぶりの公式戦出場となった。

 注目の一戦はこのまま3―1で終了。2連勝のアーセナルはトッテナムをかわし、暫定4位に浮上した一方、2連敗のユナイテッドは、チャンピオンズ・リーグの出場権獲得に向け厳しい状況となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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