「受け入れられない」決定機を逃したバイエルンのミュラー、CL敗戦に茫然自失

2022年04月13日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

試合内容では圧倒も決定力不足に泣く

CL4強入りを逃し、肩を落とすミュラー。(C)Getty Images

 現地時間4月12日にチャンピオンズ・リーグ(CL)準々決勝の第2レグが行なわれ、バイエルンはホームのアリアンツ・アレーナでビジャレアルと1-1の引き分けに終わり、トータルスコア1-2で準決勝進出を逃した。

 バイエルンはシュート数で24対4、ポゼッション率も65%と終始試合を支配していたものの決定力不足に泣き、88分にサムエル・チュクウェゼにゴールを決められ、敗退に追い込まれている。

 試合後、敗軍の将となったユリアン・ナーゲルスマンは、「敗戦を喫したアウェーの第1レグ(0-1)がキーだった。今日の試合に関してはチームはうまく機能していたと思う。ここ数か月でも最高の試合のひとつだった」とコメントした。
 
 ただ、「前半にはジャマル(ムシアラ)にビッグチャンスがあったし、後半は、トーマス(・ミュラー)のゴールで2-0にできたはずだ。あれは決定的だった」と語り、決定力不足を悔やんだ。

 一方で、56分、71分と二度の決定機を逃したミュラーは、「パフォーマンスは良かっただけに、最後の失点は本当に残念だった。僕たちはファンの声援を受けて立ち上がりから積極的にプレスをかけ、献身的で良いプレーをしていた。ただ、もっと多くのゴールを挙げるべきだった」

「この敗退を受け入れることはできない。今日の試合だけを見れば、僕たちには明らかにベスト4に進出する資格があった。1-1というスコアは、試合内容を反映するものではなかった」と、バイエルン一筋の「チームのアイコン」は肩を落とした。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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