チリのコパ優勝に貢献しながらナポリで構想外のFWバルガスに、スペイン行きの可能性

2015年08月13日 ジャンルカ・ディ・マルツィオ

CSKAモスクワ、トラブゾンスポルなども興味。

ナポリには合流せず、古巣のU・チリでトレーニングを続けるバルガスに、ビジャレアルが関心を示す。 (C) Getty Images

 チリ代表のコパ・アメリカ優勝に大きな貢献を果たしながら、所属するナポリではマウリツィオ・サッリ新監督の下でも構想外となっているエドゥアルド・バルガスは、かつての所属クラブであるウニベルシダ・デ・チリでトレーニングを続けながら、今シーズンの所属先が決まるのを待っている。
 
 CSKAモスクワ、カタールのアル・アラビ、トラブゾンスポルなどが獲得に興味を示し、ここにきてビジャレアルも新たに名乗りを挙げた。
 
 元々はナポリのSBエンリケがターゲットだったが、同時にバルガスにも関心を持ち始めている。750万ユーロ(約10億5000万円)というナポリの評価額に対し、買い取り義務付きレンタルと次回売却益の一部への権利を組み合わせる形で交渉の可能性を探っている状況だ。今後の展開が注目される。
 
文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野道郎
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