「ボールを持ったら何でもできる」内田篤人が警戒する“ドイツ代表のキーマン”は?「非常に厄介」

2022年04月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ボールや水運びも一緒にしたんですけど…」

森保ジャパンが対戦するドイツのキーマンについて語った内田氏。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 元日本代表DFの内田篤人氏が、4月6日に放送されたテレビ朝日の「報道ステーション」に出演。森保ジャパンがカタール・ワールドカップの初戦で対戦するドイツ代表のキーマンを挙げた。

 グループステージのドローの結果、E組に入った日本は、ドイツ、大陸間プレーオフ(コスタリカ対ニュージーランド)の勝者、スペインの順に対戦することが決まった。

 中でも重要なのが、ドイツとの初戦だ。日本は過去6大会で、第1戦を落とした3大会(1998年、2006年、2014年)はすべてグループステージ敗退に終わっているだけに、優勝4度を誇る強豪から、少なくとも勝点1は奪いたいところだ。

 シャルケとウニオン・ベルリンで計8シーズンに渡ってドイツでプレーした内田氏は、警戒すべき選手として、旧知のレロイ・ザネを挙げた。

「ブンデスリーガ9連覇中のバイエルンの10番を背負う左利きの26歳。シュートが上手い。急激に落ちるFKも非常に怖い。シュート、FK、ゴールへの推進力、ボールを持ったら、何でもできるような選手なので、非常に厄介」

【画像】注目の対戦が目白押し!カタールW杯のグループステージ組分けをチェック
 ザネはシャルケの下部組織出身のため、共闘したことがある内田氏は、「僕がシャルケにいた時に、下から上がってきた。当時、ボールや水運びも一緒にしたんですけど、すくすく育って、今となっては世界的プレーヤーになった」とその成長ぶりを語っている。

 元同僚と言えば、ドイツ代表の絶対守護神にして、キャプテンを務めるマヌエル・ノイアーがいる。この36歳のGKについては、「(東日本大)震災の時を含め、ピッチ内外で非常にお世話になった。いい兄貴的存在だった」と振り返り、こう続けた。

「世界一のゴールキーパーといっても過言ではない。いいポジショニング、いい詰め方、反応の速さ、どれを取っても、ドイツを後ろから支えるキーパーに相応しい」

 解説者としても活躍する内田氏は、自身がよく知る選手たちと森保ジャパンとの対戦を楽しみしているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】内田篤人も絶賛!日本が警戒すべき「ドイツのキーマン」の"やばすぎる"ゴール集

【PHOTO】日本代表を応援する「美女サポーター」を厳選!

次ページ【動画】内田篤人も絶賛!日本が警戒すべき「ドイツのキーマン」の“やばすぎる”ゴール集

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事