「スペインにとって脅威だ」敵国メディアが警戒する日本代表のキーマンは?「DFが度肝を抜かれないように注意しなければ」

2022年04月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

「日本はサプライズを起こす大きな脅威」

グループステージ第3戦でスペインと対戦する日本代表。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 日本代表は、カタール・ワールドカップのグループステージで、ドイツ、大陸間プレーオフ(コスタリカ対ニュージーランド)の勝者、スペインの順に対戦することが決定した。
 
 同組となったスペインの全国紙『AS』は4月6日、「伊東はスペインにとって脅威だ」と題した記事を掲載。アジア最終予選で4試合連続ゴールを挙げるなど、不動の右ウイングとして森保ジャパンの攻撃を牽引したヘンクの伊東純也を特集した。

 同紙は、「この日本人はヘンクで素晴らしいシーズンを過ごしており、日本代表のスターのひとりだ。AIは、彼をリーグの8つのパラメーターのリーダーとして位置付けている」と綴り、8項目のスタッツにおいてベルギー・リーグでトップの数値を叩き出していると紹介した。

「カタールW杯のグループEで、スペインの最大のライバルはドイツであり、それは明らかだろう。だが、日本はベスト16から優勝経験国を蹴落としてサプライズを起こす大きな脅威としての地位を示している」

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『AS』紙は、日本をそう警戒し、「久保建英、柴崎岳、南野拓実、吉田麻也は、メジャーなリーグでプレーしていることから、森保一監督のチームで最もメディアに取り上げられる名前の一部だが、日本のアンダードッグのひとりは、ベルギーのヘンクでプレーする伊東かもしれない」と伝えている。

 記事は「彼のレベルは非常に高く、その重要性が鍵となる」とし、こう締めくくっている。

「右ウイングでの彼の重要性は日本の強みであり、ジョルディ・アルバ、ガヤ、マルコス・アロンソらが入れ替わりで起用されているスペインの左サイドバックは、ルイス・エンリケ監督のチームにとって弱点となる可能性がある。伊東は、スペインのディフェンダーが度肝を抜かれないように、もっと注意を払わなければならない選手のひとりになるだろう」

 攻撃的なスペインの左SBと日本が誇る快足ウイングのマッチアップは、勝負のポイントのひとつとなりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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