元日本代表DFの内田篤人氏が、４月６日に放送されたテレビ朝日の「報道ステーション」に出演。森保ジャパンのカタール・ワールドカップ初戦となるドイツ戦でのキーマンを挙げた。

　周知の通り、今月１日に行なわれたカタールW杯の組み合わせ抽選会で、日本はＥ組に入り、ドイツ、大陸間プレーオフ（コスタリカ対ニュージーランド）の勝者、スペインの順に対戦することが決定している。

　初戦で当たるドイツは、ブラジルに次ぐ４度の優勝を誇る、言わずと知れたサッカー大国だ。そのドイツのブンデスリーガで計８シーズンに渡ってプレーした内田氏は、「立ち上がりが勝負」と強調。「いい相手、格上とやる時は、10～15分で『日本、意外とやるな』と思わせないとなかなか難しい」と続けた。

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　そして、そのための「キーマン」として中盤３人の名前を挙げている。

「守田（英正）、田中（碧）、遠藤（航）の３選手が鍵になってくるんじゃないかな。いい距離感で前からプレスを掛けて、ボールを奪い、どれだけ前の選手にボールを運べるか。どれだけゴールに近づけるかが大事になってくる」

　２度のワールドカップ出場を誇る名手は、「いい守備からのいい攻撃。日本の得意とする形が出せてくるとリズムが出てくると思う」とし、とりわけドイツでプレーするアンカーの遠藤の出来が重要だと見解を述べている。

「名前負けせずにプレーできる。ドイツに渡って球際の強さが増した。大事な初戦、勝利を掴むためにも、この３選手、とくに遠藤の戦いぶりが大切になってくる」

　中盤の攻防が勝負を左右する――。ドイツをよく知る内田氏はそう見ているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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