「JAPAN来いって思った。いい組に入った」内田篤人は森保Jが戦う“W杯E組”をどう見る?「8割方大事なのは…」

2022年04月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ワールドカップ本番でドイツ代表とできるなんて羨ましい」

W杯グループEの印象について語った内田氏。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 4月1日に行なわれたカタール・ワールドカップの組み合わせ抽選会で、E組の日本は、ドイツ、大陸間プレーオフ(コスタリカ対ニュージーランド)の勝者、スペインの順に対戦することが決定した。

 6日に放送されたテレビ朝日の「報道ステーション」に出演した元日本代表DFの内田篤人氏は、「(抽選会の)中継を見ていて、スペイン、ドイツが来て、JAPAN来いって思っていた。いい組に入ってくれた」と率直な印象を語った。とりわけ、8シーズンに渡ってプレーしたドイツとの対戦は楽しみなようだ。

 とはいえ、ともに過去3大会で優勝経験のある強豪2か国と同居し、日本にとってはまさに"死の国"だ。2度のワールドカップ出場を誇る内田氏は、ドイツとの1戦目の重要性を強調した。

「初戦が8割方大事。メンバー、戦術、パワーをすべてここに持っていったほうが良い。ここに全てかかっている」

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 大越健介キャスターから、「明らかに格上じゃないですか。むしろ当たって砕けろでやりやすいのか、やっぱりちょっとビビるのか。選手の本音はどうですか?」と質問を受けると、次のように答えている。

「僕は羨ましいですね。ワールドカップ本番でドイツ代表とできるなんて。解説者としても、ドイツの試合ができたら嬉しい。半分以上の選手と関係があるので、ワクワクしていいます」

 そして、「3戦あります。初戦はドイツと引き分けでOK。2戦目に頑張って勝ちましょう。3戦目のスペイン戦で、何とかなったら、何とかなるんじゃないかな(笑)」と話し、こう続けている。

「ドイツとスペインは抜けているけど、Jリーグが始まって30年経った。日本が、本気の強豪国にどれだけ戦えるか。今までと違い、これだけ海外組が増えた日本の選手たちが、日の丸を背負ってどれだけ戦えるのか。非常に楽しみ」

 日本が強豪とどこまで渡り合えるか――。それを確認する意味でも、「いい組に入った」と感じたようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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