「言うのはどうかと思うけど…」中田浩二が考える今の日本代表に必要なこと「ベスト16、8は紙一重」

2022年04月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

「どれだけ全員でベクトルを合わせて戦えるか」

中田氏が鈴木氏のYouTubeチャンネルに出演。二度のW杯出場の経験を踏まえ、今の日本代表に必要なことについて見解を述べた。(C)SOCCER DIGEST

 元日本代表の鈴木啓太氏が自身のYouTubeチャンネルで最新コンテンツを投稿。ゲスト出演した元日本代表の中田浩二氏が、今年11月にカタール・ワールドカップ(W杯)が控える森保ジャパンについて言及した。

 中田氏は現役時代に、2002年の日韓大会、06年のドイツ大会と、二度のW杯出場経験がある。その経験を踏まえ、鈴木氏が「今の代表をどう見ているか。W杯でベスト8に行くために必要なことは?」と質問。中田氏は次のように答えた。

「23人がどれだけ同じ目標や夢を持って、ベクトルを合わせて戦えるか」

 一枚岩になる重要性を説き、現代表戦士たちの実力を高く評価する。

「今の選手たちは、間違いなく能力もあるし、海外での経験も僕らの時以上にある。経験値という意味では、すごく持っている選手たちだから。あとはどれだけ全員でベクトルを合わせて戦えるか」
 
 世界8強入りを目標に掲げる森保ジャパン。中田氏は「ベスト16、8は紙一重なところもあると思う」との考えで、「これを言うのはどうかと思うけど」と前置きしたうえで、「運、なところもあると思う。運も必要」と話す。

 その運を引き寄せるためには、「日々のトレーニングだったり、チームとしての一体感が絶対に必要になってくる」と強調した。

 日韓大会では日本の初のベスト16進出に貢献。ドイツ大会ではグループステージ敗退を味わった。日の丸を背負い、豊富なキャリアを積んできた中田氏の言葉に、鈴木氏も「これはやっぱり経験したことのある人の、ね」と感じ入っていた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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