サラー、ハーランド、イブラ!カタールW杯で見られないビッグネームのベスト11を選出!

2022年04月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

EUROのMVPに輝いたドンナルンマも捨て難いが…

予選で涙をのんだ名手たち。この中の何人が4年後にリベンジを果たせるか。(C)Getty Images

 今年11月に開催されるカタール・ワールドカップ(W杯)まで残り7か月。先の代表ウィークで日本を含め出場国が続々と決まり、4月1日にはグループステージの抽選会も行なわれるなど、世界中で盛り上がりを見せている。

 しかしその一方で、プレーオフ準決勝で北マケドニアに不覚を取ったイタリアや、エクアドルやペルーの後塵を拝したコロンビアといった有力国が、予選で姿を消している。そんな出場が叶わなかった代表チームの中から、現在のパフォーマンスだけでなく、過去の実績を加味してベストイレブンを選出した。

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[GK]
ヤン・オブラク(スロベニア代表/アトレティコ・マドリー)

EURO2020の大会MVPに輝いたイタリア代表のジャンルイジ・ドンナルンマも捨て難いが、他のポジションでアッズーリから3人を選んでいる点、クラブでのパフォーマンスを考慮し、スロベニアの守護神を選択。ラ・リーガで4度のサモーラ賞(最少失点率GK)を誇る名手も、小国だけにW杯やEUROなどの大舞台には縁遠い。
 
[DF]
ダビド・アラバ(オーストリア代表/レアル・マドリー)

ガレス・ベイルに2ゴールを許し、オーストリアはプレーオフ準決勝でウェールズに敗北。6大会連続で予選落ちとなり、マドリー不動のCBにして世界有数のマルチロールのW杯デビューは、またもお預けとなった。

レオナルド・ボヌッチ(イタリア代表/ユベントス)
昨夏のEUROでは、イングランドとの決勝で値千金の同点弾を叩き込むなど、53年ぶり2度目の欧州制覇に貢献した。しかし、北マケドニアに足をすくわれ、ポルトガルとの決戦を前にイタリアは敗退。世代交代も叫ばれるなか、34歳のCBにとってW杯出場は今大会がラストチャンスだったかもしれない。

ヴィクトル・リンデロフ(スウェーデン代表/マンチェスター・ユナイテッド)
最終ライン最後の一枚は、実績では上回るイタリア代表の主将ジョルジョ・キエッリーニもいたが、3バックの右ということもあり、右利きの27歳をセレクト。ユナイテッドで、ハリー・マグワイアやラファエル・ヴァランヌと堂々のレギュラー争いを演じているその実力をカタールで披露することは叶わなかった。

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