関東1部リーグの南葛SCは３月14日、リーグ開幕に先駆け、テクノプラザかつしかにてキックオフカンファレンスを開催。今季新加入の元日本代表トリオが登壇し、今シーズンの意気込みを語った。

　JFL昇格を目指す南葛SCは昨シーズン、関東2部リーグを2位で終え、昨年12月に行なわれた入れ替え戦で桐蔭横浜大学FCを４-１で下し、昇格を確定。今季から１部リーグに参入する。

　イベントでは、オーナー兼代表取締役社長・高橋陽一氏の挨拶や、岩本義弘GMによるチーム、関東リーグの概要説明、新ユニホームの紹介を実施。最後には新加入選手の紹介も行なわれ、そのなかには元日本代表の伊野波雅彦、稲本潤一、今野泰幸の姿も（関口訓充は都合により欠席）。
 

　新天地での今シーズンに向けて稲本は「自分の力を100 パーセント出して頑張ります」と抱負を語り、今野は「南葛SCのために全力を尽くす」と力強くコメント。また伊野波は、「JFL昇格の目標に向かって自分の力が助けになれば」と意気込んだ。

　南葛SCは４月２日、関東1部リーグの開幕戦で東邦チタニウムと対戦。期待の新戦力を加え、新たなシーズンがいよいよ幕を開ける。

取材・文●手塚集斗（サッカーダイジェストWeb編集部）

【南葛ＳＣ会見PHOTO】稲本、今野、伊野波の元代表選手が加入。充実の戦力でＪＦＬ入りを目指す