「この日本人MFを歓迎する」保有元に挑む久保建英、贔屓紙も来季のレアル復帰に言及!「最後のマドリー戦に…」

2022年03月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

「彼には2つのモチベーションがある」

現地14日に保有元マドリーとの大一番に臨む久保。(C)Getty Images

 現地時間3月14日に開催されるラ・リーガ第28節で、久保建英が所属する16位のマジョルカは、首位を快走するレアル・マドリーをホームに迎える。

 マドリーからレンタル中の久保にとっては、保有元との重要な一戦だ。来シーズンの復帰を目指すうえで、カルロ・アンチェロッティ監督や首脳陣への格好のアピールの場となるのは間違いない。

 そんな日本代表MFに、現地スペインのメディアも注目している。マドリー贔屓で知られる『AS』紙は「マドリー戦のスペシャリスト、クボ」と題した記事を掲載。マジョルカ、ビジャレアル、ヘタフェ、そして再びマジョルカとレンタルされているラ・リーガでの過去2年半のキャリアを振り返りつつ、これまで5回のマドリー戦では「輝けなかった」と指摘した。

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 そして、現在はヴィニシウス・ジュニオール、エデル・ミリトン、ロドリゴのブラジル代表3選手で埋まっている"白い巨人"の「EU圏外選手枠」にも言及しつつ、来シーズンの復帰についても見解を示した。

「パンデミックによる、ヴィニシウスのスペイン国籍取得の遅れは、タケに直接影響を及ぼした。しかし、ヴィニシウスが順調にプロセスを完了できれば、クラブは2022-23シーズンにこの日本人MFを歓迎する。マドリーはこの選手の成長をしっかりと追っているが、現時点では彼に連絡していない。パフォーマンスを邪魔しないためだ」

 そして、同紙は「彼には2つのモチベーションがある」と主張。「マドリーとの最後の試合になる可能性がある」「まだ彼を知らないマドリーのファンに自分自身を誇示する時だ」と綴っている。

 この6試合目が、最後のマドリー戦となるのか。それは、このビッグマッチのパフォーマンスによっても、変わるかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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