[J1 第４節]川崎１-０名古屋／３月12日／等々力
 
【チーム採点・寸評】
川崎　６
　ゴールは１点のみも安定した試合展開で勝利を掴む。バタついたシーンもあったが、これでホーム等々力ではリーグ記録タイとなる25戦無敗。勝ち切る強さは王者の姿そのものだ。攻守ともに徐々にらしさが戻ってきた印象。
 
【川崎｜採点・寸評】
 GK
１　チョン・ソンリョン　６
セットプレーが続いた試合終盤も冷静にゴールを守る。相変わらず最終ラインに落ち着きを与えた。
 
DF
13　山根視来　６
持ち前の攻撃参加がいつもより少なかった分、守備で粘り強さを見せる。後半は相馬とマッチアップ。
 
31　山村和也　６
CBの相棒、谷口との好連係で最終ラインを強化。ハイボールを跳ね返した。縦パスの精度はより上げたいところか。
 

５　谷口彰悟　6.5
最終ラインに欠かせない存在だと強く再認識させる出来。高さ、強さ、速さを併せ持ち、無失点に大きく寄与。迫ってきた日本代表としてのワールドカップ・最終予選での活躍も期待したい。
 
15　佐々木旭　６
微修正は必要だろうが、守備をそつなくこなした。大卒ルーキーながら計算のできる存在だと改めてアピール。今後はより攻撃に関わりたい。

MF
MAN OF THE MATCH
８　橘田健人　6.5
時間が経てば経つほど、存在感が際立つのが彼の素晴らしさ。セカンドボールを回収し、２次攻撃へつなげ、攻められれば即座にスペースを埋める。抜群の運動量と読みの鋭さで広範囲に顔を出した。フランス代表MFエヌゴロ・カンテを引き合いに"エヌゴロ・ケント"と呼ばれる所以を示す。もっとも本人が課題に挙げる攻撃面を踏まえれば、まだ満足できないのだろう。
 
14　脇坂泰斗　6.5（73分 OUT）
真骨頂の鋭いターンを幾度も見せてボールを前へ。家長とともに攻撃をコントロールした。今季から背負う14番のプレッシャーから解放されつつあるか。今後、欲しいのは目に見える結果だ。

【Ｊ１第４節PHOTO】川崎 １-０ 名古屋｜川崎が難敵・名古屋を下す。ホーム無敗記録を25としＪ１タイ記録を到達