「エリート級だ」ポステコグルーが絶賛する愛弟子・前田大然の“特別な能力”とは? 地元メディアも称賛「エクセレントな補強」

2022年03月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

「我々はまだ彼のベストを見ていない」

ポステコグルー監督(奥)が横浜時代からの教え子・前田(38番)について語った。(C)Getty Images

 セルティックのアンジェ・ポステコグルー監督は、横浜F・マリノスでも指導した前田大然を熟知している。指揮官が最も評価するのは、スプリントを繰り返すことができる力だ。

 専門サイト『67HAIL HAIL』によると、ポステコグルー監督はポッドキャストで「指導してきてから分かっているが、ダイゼンで重要かつ素晴らしいのは、スプリントを繰り返せる力だ。それはエリートレベルだよ」と話した。

「知ってのとおり、スプリントをしたときに最も大変なのは、またスプリントをするために回復する時間が必要なことだ。ただ走るだけでなく、ずっと走れるかということだ。だが彼は、スプリントし、超高速で回復し、またやれるんだよ」

 さらに、指揮官は「我々はまだ彼のベストを見ていない」と、前田がまだそのポテンシャルすべてを発揮できていないと述べている。

「まだ彼は少し適応しているところだ。だが、フィジカルの能力という点で、彼はエリートレベルだよ」

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 この発言を受け、67HAIL HAILは「マエダのような選手がセルティックにいるのはやはりエキサイティングだ」と、日本代表ストライカーへの期待をさらに高めた。

「何度かビッグチャンスを逃したかもしれない。彼の調子はまだピークに近くないかもしれない。だが、短期間ですでに何度かチームの勝利に本当にしっかりと貢献した。マエダのような選手がいるのは、前線でフィジカルの存在感を出す選手よりも恩恵があるかもしれない。DFたちは高さと強さに対処するのに慣れている。尽きることのないスタミナとスピードに対しては、それほどではない」

 同メディアは「ダイゼン・マエダはセルティックにとってエクセレントな補強になると確信する」と続けている。

「Jリーグで十分なダメージを相手に与え、いくつかのスプリント記録を更新し、得点王になった。彼に必要なのは、適応するための少しの時間だけだ。とても愉快なことになるのは確かだろう」

 2度目の欧州挑戦で、前田は大きく飛躍することができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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