「ヤマグチの“死のパス”から容易く…」イニエスタの今季初ゴールに母国紙も注目!神戸の不調には懸念「悪い状態。改善しなければ」

2022年03月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

「Jリーグでの自身最高記録を更新するか見てみよう」

広島戦で今季初ゴールを決めたイニエスタ。(C)SOCCER DIGEST

 待望の初ゴールに母国メディアも注目している。

 3月6日に行なわれたJ1リーグ3節のサンフレッチェ広島戦で、ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが今季初ゴールを挙げた。

 スコアレスで迎えた26分、ドリブルで持ち込んだ小田裕太郎が右サイドを駆け上がった山口蛍へパスを送り、ペナルティエリア中央にダイレクトで折り返し。このボールをタイミング良く入り込んでいたイニエスタが冷静に右足で捉え、見事にゴールネットを揺らした。

 母国スペインの『MARCA』紙は同日、「イニエスタは今シーズンの最初のゴールを容易く決めた。彼はヤマグチから"死のパス"を受け、ボックスの端からフリーでゴールした」と報道。「彼が昨シーズンにマークした6ゴールというJリーグでの自身最高記録を更新するか、見てみよう」と伝えた。

【動画】神戸の見事な連係プレーから魔術師イニエスタが今季初ゴール!
 ただ、神戸は82分に追いつかれ、1-1のドローで終了。これで開幕から5戦未勝利(3分け2敗)となった。同紙は「神戸はまだ未勝利だ。イニエスタのゴールも勝ちなしを食い止められなかった」とし、「悪い状態は続いている。改善が必要だ」と懸念を示している。

 神戸は7日、この試合を欠場したFW武藤嘉紀が左膝内側側副靭帯損傷で、全治まで約8~10週間を要する見込みだと発表した。ハードスケジュールが続くなか、キャプテンのイニエスタを中心にこの窮地を乗り越えられるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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