FW起用の久保建英が“幻のアシスト”でゴール演出!3度追いついたマジョルカ、後半ATの痛恨PKで4連敗

2022年03月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

2トップの一角でプレー

セルタ戦で先発出場した久保。(C)Getty Images

 現地時間3月6日に行なわれたラ・リーガ第27節で、久保建英が所属する16位のマジョルカ(勝点26)が、10位のセルタ(同32)と敵地で対戦した。

 ラ・リーガでは8試合連続のスタメンを飾った久保は、4‐4‐2の2トップの一角に入った。

 立ち上がりの出足は良かったマジョルカだったが、13分に先制を許す。セルビのシュートはバーに当たり、跳ね返ってきたボールを元アルビレックス新潟のFWガリャルドに詰められた。

  リードを奪われたアウェーチームはその4分後にすぐ追いつく。敵陣でパスをカットしたハウメ・コスタのクロスにジョバンニ・ゴンサレスが合わせたボールがゴールに吸い込まれた。

 しかし25分、敵FWアスパスのシュートのシュートは敵GKリオが防いだものの、そのボールをアスパス→デニス・スアレスと繋がれ、勝ち越しゴールを献上する。

 その後もセルタにポゼッションを許し、序盤に惜しいクロスを供給した久保もなかなかボールに触れない。後半アディショナルタイム1分に右サイドでボールを受け、中に切れ込む得意の形からシュートを放つも、敵にブロックされる。

【動画】正確なFKでゴールをお膳立て!久保建英の"幻のアシスト"
 後半開始早々の49分、久保が自ら得たFKで正確なボールを送り込むと、CBライ―ジョがヘッド。これが敵CBエイドゥに当たってネットを揺らし、同点ゴールとなる。

 久保の今シーズン初アシストかと思われたが、記録はオウンゴールでアシストはつかず。第32節アスレティック・ビルバオ戦の決勝弾に続いて記録は"幻"となる。

 だが、リードも束の間、61分にセルビの折り返しをアスパスに叩き込まれ、三たび勝ち越される。するとマジョルカは67分に2枚替えを行ない、久保はイ・ガンインと交代でベンチに下がる。
 
 勝点1でも持ち帰りたいマジョルカは、74分にライージョが際どいシュートを放つが、バーに嫌われる。しかし、86分に敵DFマ―ジョのハンドでPKを獲得。マ―ジョは2枚目のイエローで退場となるなか、これをセビージャが決めてまたしても同点に追いつく。

 だが、後半アディショナルタイム6分にハンドで痛恨のPKを献上。これをアスパスに決められ、土壇場で勝ち越される。試合はこのまま3‐4で終了。マジョルカは4連敗となった。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】「何回観ても笑える」久保建英がユニホームを脱いで激走。その瞬間のベンチを映した貴重映像

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