「天と地の差。城彰二を余裕で超えている」高卒で4戦連発の城彰二が、ルーキー松木玖生を絶賛!「俺は清雲さんが血迷って…」

2022年03月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

「キャンプからキックも度胸も凄かった」

松木のデビュー戦を城氏が激賞した。(C)SOCCER DIGEST

 元日本代表FWの城彰二氏が、自身のYouTubeチャンネル『JOチャンネル』で、J1開幕戦で先発デビューを飾ったFC東京のMF松木玖生について言及した。

 今年度の高校選手権で主将として青森山田を全国制覇に導いた松木は、18歳にして昨季王者・川崎フロンターレとの多摩川クラシコで、先発デビュー。序盤から積極的にボールに関わる姿勢を見せ、GKチョン・ソンリョンに阻まれたものの、28分には得意の左足で強烈なミドルシュートを放つなど、小さくないインパクトを残した。

 自身もジェフユナイテッド市原時代に、高卒で開幕からスタメンに名を連ね、4試合連続ゴールという偉業を成し遂げた城氏は、「ユースに選手が流れるなか、高体連の松木君がFC東京でスタメンを勝ち取ったのは凄い」と評価。「キャンプからキックも度胸も凄かった。特徴を出して、実力で先発を勝ち取ったのは凄い」と続けた。

「俺は前日までサブ組で、(監督の)清雲(栄純)さんが血迷っちゃって先発になったのと、松木君がきちんと順序を踏んで勝ち取ったのは大きな差」

【動画】海外メディアも注目!松木が開幕戦で放った強烈ミドル
 城氏は「しかも相手はフロンターレ。プレーの幅とか、正確性とか、凄いよ。(プロで)通用する。1年目にしっかり揉まれたら、(A)代表に行くよ」とデビュー戦のパフォーマンスを激賞した。

「あれだけの運動量で、惜しいシュートもあった。組み立ても良かったし、城彰二を余裕で超えている。ゴールはなかったけど、順応性とか、レベルの高さを見せつけた」

 自身も衝撃的なデビューを果たした点取り屋は、「俺はフォワードだったから、周りに活かされたけど、松木君はボランチで、自分で活きなきゃいけないし、周りも活かさなければいけない。それは天と地の差」と、ピッチの中央で堂々と振舞った18歳に最後まで賛辞を贈り続けた。

 マークが厳しくなるのは間違いなさそうだが、この大器がどんなプレーを見せていくのか。プロ初ゴールにも期待が懸かる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】城彰二が絶賛!ルーキー松木玖生が何が凄いのか?

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