「ダイヤモンドの原石だ」清水の20歳MF鈴木唯人がブレークの兆し! ブラジル・メディアの日本通記者も高評価

2022年03月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

開幕2試合で連続ゴール

注目を集める存在となっている鈴木。写真:滝川敏之

 2月26日に行なわれたJ1リーグのジュビロ磐田対清水エスパルスの試合は、2-1でアウェーの清水が勝利を収めている。

 ブラジル・メディア『globo』の日本通、チアゴ・ボンテンポ記者はこの試合を「3年ぶりに伝統的なダービーがJ1リーグに戻って来た」と伝えたうえで、「この試合で20歳の攻撃的MFが名物選手になった」と清水の先制点を叩き込んだ鈴木唯人の存在に触れている。

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「ジュビロにとって、そしてエスパルスにとって待望のダービーは、エコパスタジアムで行なわれた。そしてエスパルスのファンにとっては、1ゴールを決め、何度も相手にとって危険なプレーを生み出した20歳の逸材、ユイト・スズキのおかげで勝利を祝うことができた一日だった」
 
 そして、若き日本人アタッカーについて、このように綴っている。

「2020年にクラブに加入した鈴木は、プロ1年目で30試合に出場したが、その時点ではまだフィニッシュに磨きをかけなければならないダイヤモンドの原石だった。2021年もじっくりと、だがゆっくりと成長してチームに定着し、33試合に出場。25試合で先発し、2ゴールを決め、個人プレーでも鮮やかな動きが目に付くようになった。そしてプレシーズンで期待が膨らみ、2022年1月には日本代表の合宿にも招集された」

 ボンテンポ記者はさらに、「開幕から2試合で、すでに過去の自分を超えた」とブレークの可能性に期待を寄せているようだ。

「4-4-2のセカンドストライカーとしてプレーしているスズキは、ボール運びやドリブルを楽しみ、決定力やシュート精度を高めた10番としての素質を備えている。日本のマスコミは、スコットランドやベルギーに移籍する可能性が高いと報じている。それも納得がいく、次世代のブレーク候補であることは間違いない」

 果たして、鈴木の快進撃はどこまで続くのか。地球の裏側でもその活躍ぶりには興味津々のようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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