「マエダが生き返らせた」2戦連発弾の前田大然を現地メディアは高評価!「欧州での戦いにわずかな望みを繋ぐ」

2022年02月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ファイナルサードでの仕事を…」

絶妙なヘディングシュートで、欧州カップ戦初ゴールを奪った前田。(C)Getty Images

 現地時間2月17日に開催された、ヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)の決勝トーナメント・プレーオフで、日本人選手4人が所属するセルティック(スコットランド)はボデ/グリムト(ノルウェー)とホームで対戦し、1-3で第1レグを落とした。

 この一戦で、0-2で迎えた79分に、セルティック唯一のゴールを奪ったのが前田大然だ。故障の古橋亨梧とECLのメンバーに登録されていない井手口陽介がベンチ外、旗手怜央がベンチスタート(59分から途中出場)となったなか、先発した日本代表FWは、右SBヨシプ・ユラノビッチのクロスにニアサイドで反応。絶妙なヘッドで合わせ、鮮やかにネットを揺らしてみせた。

 チームは敗れたものの、2戦連発で今季4点目を叩き込んだ前田には、現地メディアも高評価だ。『SCOTTISH DAILY EXPRESS』は、「マエダが生き返らせるも、ボデのフロント3人がフープス(セルティックの愛称)のディフェンスを殺す」と題した採点記事で、チーム単独トップの7点を付与。「前半45分間こそ存在感がなかったものの、キレ味を見せた」と伝えている。
【動画】GKと高速ワンツー?一度見ただけではよく分からない前田大然の今季3点目をチェック
 また、『Daily Record』も「ダイゼン・マエダのゴールが、欧州での戦いにわずかな望みを繋ぐ」と見出しを打ち、「生き生きと動き、セルティックをゲームに引き戻すようなゴールを決めた」と称賛。一方で「数少ないチャンスで、ファイナルサードでの仕事を焦り過ぎた」と課題も挙げ、採点も6点止まりとなっている。

 第2レグは、1週間後の24日に開催される。敵地でノルウェー王者を逆転し、欧州カップ戦に生き残ることはできるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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