JリーグのYouTube公式チャンネルで、２月12日に日産スタジアムで開催される「FUJIFILM SUPER CUP 2022」の特別企画として、ともに元日本代表MFの中村憲剛氏と阿部勇樹氏の対談が公開されている。

　新シーズンの開幕を告げるこの注目の一戦を前に行なわれるのが、川崎フロンターレU-18と日本高校選抜が対戦する「NEXT GENERATION MATCH」だ。

　川崎のバンディエラだった中村氏が、古巣のU-18チームの「イチオシ選手」に挙げたのが、MFの大関友翔だった。

　現在、高校２年生の17歳について、中村氏は「クラシカルなゲームメーカータイプで、最近あまりいない感じ」と説明し、こう称えている。

「昔は司令塔タイプがたくさんいたんですけど、最近ちょっと少ないじゃないですか。彼はボールを持ちながら周りの選手を活かし、自分も活きるというタイプ。相手も見て、流れも見て、プレーを変えられる」

【動画】自分に似ている？中村憲剛が称賛した高校２年生司令塔のプレーをチェック

　阿部氏が思わず「それってケンゴさん？ 自分のこと言っているわけじゃないですよね？」と突っ込むと、日本を代表する司令塔だった名手は「（自分も）クラシカルだから（笑）」と返し、次のように続けている。

「彼は（中村氏がロールモデルコーチとして指導した）アンダー17（代表）にも入っていて、どうプレーすべきかとかは結構話した。そこは意識してくれていると思う。始めは緊張していたみたいだけど、徐々に慣れて、彼の意見も聞けるようになったので、ちょっと楽しみです」

　12日の「NEXT GENERATION MATCH」では、"中村憲剛２世"のプレーに注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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