英老舗誌が「最も影響力のあるサッカー選手50人」を選出!マラドーナ、ペレらと共に名を連ねた日本代表のレジェンドは?

2022年02月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

「彼はアジアのサッカーを地図に載せることに貢献した」

マラドーナ(左)とペレ(右)らと共に、歴史に名を残した日本のレジェンドとは?(C)Getty Images

 英国の老舗サッカー誌『FourFourTwo』が「史上最も影響力のあるサッカー選手50人」を選出した。同誌のウェブサイト上では2月2日付けで、そのリストを掲載している。

『FourFourTwo』はまず「これは史上最高の選手のリストではない。影響力のある選手と才能のある選手が重なることは多々あるが。これはサッカー界で何かを定義した選手たちのリストである」と今回の概要を説明。順位付けについては「1950年代のブラジルの選手と、ビジネスに精通した21世紀の選手とでは、比較のしようがない」と避け、あくまで順不同で女子選手も含めた50人の名を挙げている。

 その中で最多となったのが、サッカーの母国イングランドの選手だ。ヴィブ・アンダーソン、デイビッド・ベッカム、リオ・ファーディナンド、トレバー・フランシス、スタンリー・マシューズ、ケリー・スミス、ジェイミー・ヴァーディー、イアン・ライトと、スーパーレジェンドから現役選手まで8人がリストアップされている。

 以降、サッカー王国ブラジルからネイマール、ペレ、ロナウジーニョ、ロナウドら7人、その宿敵アルゼンチンからディエゴ・マラドーナ、リオネル・メッシ、アルフレッド・ディ・ステファノ(正確にはアルゼンチン、コロンビア、スペインの3つの代表を経験)の6人と続いている。
 
 そして日本からも1人選ばれた。ローマ時代にはフランチェスコ・トッティらと共にスクデットを獲得し、3度のバロンドール候補へのノミネート(1998年、99年、2001年)も誇る中田英寿だ。選考理由として、選手紹介の欄には以下のように記されている(一部抜粋)。

「ナカタは単なる流行に敏感なセレブリティではなく、勤勉でスキルがあり、ローマの最後のタイトル獲得に不可欠な存在だった。彼はアジアのサッカーを地図に載せることに貢献したのだ。クラブと国際レベルの両方で躍動しながら、数え切れないほどのインスピレーションを与えてくれた」

【動画】スクデットを手繰り寄せる衝撃の一撃!中田英寿がユベントス戦で決めたスーパーミドル弾

 同誌は昨年3月号でも中田の特集記事を組み、「日本でデイビッド・ベッカムに匹敵する人物」と絶賛しており、その圧倒的なパフォーマンスは歴史に残るものだと確信しているようだ。
 

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