【サウジ戦直前プレビュー】現システムの4-3-3で初対戦! 互いに主要キャストを欠くなかで迎える大一番

2022年02月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

スタメンは「基本的には大きく代える必要はない」と森保監督

日本代表の予想スタメン。27日の中国戦と同じ顔ぶれになりそうだ。

 日本代表は2月1日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第8戦・サウジアラビア戦を埼玉スタジアム(19時キックオフ)で迎える。

 日本代表が入るグループBは7試合を終えて、日本は5勝2敗の2位。6勝1分で首位を走るサウジアラビアとは勝点4差、一方で3位のオーストラリアとは勝点1差だ。自動出場権を手中にできる2位以内をキープするためには、なんとしても勝点3を手に入れたいところだ。

 2022年の初陣となった1月27日の中国戦は、2-0で勝利。最終ラインを統率してきたキャプテンの吉田麻也、さらにアーセナルで不動のレギュラーの座を掴む冨安健洋が揃って負傷欠場となったものの、代役起用となった谷口彰悟と板倉滉が及第点のパフォーマンスで安定した守備を見せると、攻撃面では引き気味の中国を相手に、伊東純也が前半立ち上がりにPKを獲得。大迫が決めて早々に優位な展開をつくり出した。ただし、その後は今最終予選のリプレーを見るように、ボールは支配するものの追加点が生まれず、フラストレーションが溜まる展開は繰り返された。後半に生まれた追加点も、交代出場で入った中山雄太からのピンポイントクロスを伊東がヘッドで決めた1点のみ。しかし、結果は手堅く掴んだ。
 
 森保監督は、サウジアラビア戦を翌日に控えた前日会見で、スタメンに対する考え方を問われ、「最終的には練習を見て決めるが、基本的には大きく代える必要はないかなと思っている。基本的には中国戦の選手をベースに考えていきたい」と明言している。

 前日の練習では、招集メンバーが全員出席して行なわれているところを見れば、怪我人などはないと見ていいだろう。おそらく、中国戦と同じメンバーがピッチに顔を揃えるはずだ。

【画像】W杯アジア最終予選のサウジアラビア戦に臨む日本代表メンバー!

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