コロナ陽性で中国代表除外のエウケソンが元気ハツラツ動画を公開。中国メディアは「え? もう治ったの?」

2022年01月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

52選手→29選手→25選手で日本へ移動

中国で8シーズンを戦い、ファンの人気もすこぶる高いエウケソン。コロナ陽性が判明し、代表合流は見送られた。(C)Getty Images

 1月27日、埼玉スタジアムで行なわれるワールドカップ・アジア最終予選、日本vs中国戦。もう一敗も許されない中国代表は1月12日に早々と再始動し、実に52選手を招集する大所帯でトレーニングを積んできた。代表OBのレジェンドたちを臨時コーチに迎えるなど、まさに必勝体制で大一番に挑む。
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 そんななか、リ・シャオペン新監督は金曜日に29名の遠征予定メンバーを決定。今キャンプに参加していた国内組23名に加えて、国外に滞在している6選手をセレクトした。実際に日本入国が認可されるのは25選手で、ギリギリまで最終的な絞り込みを行なうこととなる。

 やはり動向が注視されているのが、「帰化組」だ。国外6選手のうち、絶対エースであるFWウー・レイ(エスパニョール)とDFリー・レイ(グラスホッパー)は日本での合流が確定しているが、いまだ確約を得ていないのがFWアロイージオ、MFアラン、MFフェルナンジーニョ(いずれもブラジル出身)、DFタイアス・ブラウニング(イングランド出身/中国名はジャン・ガンタイ)の4人だ。全国紙『北京青年報』はアランとブラウニングの日本行きが濃厚と見ているが、確定した情報ではない。
 

 帰化組でもっとも実績があり、ワールドカップ最終予選でも常時先発していたFWエウケソンは今回の選考から除外された。この点について中国メディアは明確な理由を掴めずにいたが、全国紙『新浪体育』は「エウケソンは新型コロナウイルスの陽性反応が出たため、日本での合流を断念せざるを得なくなったようだ。これは中国サッカー協会とリ・シャオペン監督も確認済み」とレポートしている。

 だがその後、エウケソンが公式インスタグラムの「ストーリー」を更新した。元気よくリオデジャネイロのビーチでサーキットトレーニングをする様子を伝えており、『新浪体育』紙は驚きをもってこれに反応。「え? もう治ったの? それとも無症状なのか、単なるカゼのようなもので運動には問題がなかったのか……。メンバー落選から9時間後の投稿だ」と疑問を投げかけた。

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