南野拓実は1月の4試合がラストチャンス?クロップの発言に現地注目!「将来を定めるかも」

2022年01月13日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

「プレミア通算25試合・2得点、彼の苦戦が見て取れる」

南野はサラーとマネの不在という絶好のチャンスをモノにできるか。(C)Getty Images

 モハメド・サラーとサディオ・マネが不在の1月は、南野拓実にとって勝負の日々となる――以前から言われてきたことだ。

 昨シーズンの後半戦でサウサンプトンにレンタル移籍したリバプールの南野は今季、プレミアリーグで6試合出場1得点。思うように機会を得ることができていない。だがチームは現在、アフリカ・ネーションズカップで3トップの2枚、サラーとマネを欠いている。

 ユルゲン・クロップ監督は先日、「我々にはなんとしてでも彼が必要だ」と、南野が重要な存在になり得ると話した。しかし、専門メディア『LIVERPOOL.COM』は1月12日、この発言は日本代表FWにとって、1月がリバプールでの今後を左右することを示唆したものだと伝えている。

 リバプールは13日、リーグカップ準決勝第1レグで冨安健洋が所属するアーセナルと対戦する。南野がこれまでの3試合でいずれもネットを揺らしてきた大会だ。
【動画】土壇場で劇的な同点弾!南野がリーグ杯5回戦で決めた鮮烈ボレーシュート

 同メディアは「ミナミノにとって今月の4試合が最後通牒であるかのように聞こえる。その最初が、アーセナルとのリーグカップ準決勝第1レグだ」と報じた。
 
「カップ戦におけるミナミノのヒーローぶりを考えれば、アーセナル戦で彼がチームの攻撃を牽引し、大会通算5得点(今シーズンは4得点)に加わるさらなる貢献を目指す可能性は十分にある。

 クロップがウェンブリー(での決勝)で指揮を執りたいなら、ミナミノのかなりの貢献が必要だろう」

 一方で、アーセナルとの2試合の後には、プレミアリーグのブレントフォード戦とクリスタル・パレス戦も控える。『LIVERPOOL.COM』は、リーグ戦の2試合でも南野に出場機会が与えられる可能性もあるとし、「リバプールでプレミアリーグ通算25試合・2得点、彼の苦戦が見て取れる」と続けた。

「クロップが示唆したように、今後2週間が彼のアンフィールドでの将来を定めるかもしれない。先日の発言、今後の試合日程から、ミナミノにとっては今しかない」

 勝負となる1月後半、3日後に27歳となる男のパフォーマンスに大きな注目が集まる。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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