「日本サッカー界で最も有名」香川真司のSTVV入りに現地メディアも注目!「中盤の創造性を手に入れられる」

2022年01月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

「再び素晴らしいものを見せたいと考えている」

近年は思うような結果を残せていない香川。新天地ベルギーで復活なるか。(C)Getty Images

 ベルギー1部のシント=トロイデン(STVV)は1月10日、MF香川真司との選手契約が基本合意に達したと発表。今後のメディカルチェック等を経て、正式契約が結ばれる見通しだ。

 かつてドルトムントとマンチェスター・ユナイテッドで、ユルゲン・クロップとアレックス・ファーガソンという2人の名将の下でタイトルを獲得した"大物"の加入はベルギーでも話題となっている。

 現地メディア『HBVL』は、「日本のメディアがセレッソ大阪も獲得を狙っていると報じたため、一瞬疑惑が生じたが、日本人選手の仲間入りを果たした。STVVは、求めていた中盤での創造性を手に入れることができる」と報道。GKシュミット・ダニエル、DF松原后、DF橋岡大樹、FW林大地、FW原大智、FW伊藤達哉の日本人6選手と、新たにチームメイトとなった32歳の経歴を以下のように詳細に説明している。

「カガワは日本サッカー界で最も有名な人物のひとりだ。ドルトムント(2010-12、2014-19)やマンチェスター・ユナイテッド(2012-14)といったトップクラブで、テクニックを駆使し、地位を確立した。特にドルトムントでの最初の2年間は、俊敏性や視野の広さ、創造性で熱狂の渦に巻き込んだ。

 その後、トルコのベジクタシュ(2019)、スペインのサラゴサ(2019-20)で短い旅をしてから、2021年1月にギリシャのトップクラブPAOKに行ったが、そこでも上手くいかなかった。STVVで、カガワは再び素晴らしいものを見せたいと考えている」

【PHOTO】日本サッカーの至宝、香川真司のキャリアを秘蔵写真で! セレッソ大阪時代のレアショットや肉体美も
 そのうえで『HBVL』は、今後の流れにも触れている。

「ユナイテッドとドルトムントの元スター選手は、すでにクラブとの契約にサインしている。しかし、STVVは相変わらずコロナの攻撃に翻弄されており、そのためクラブはカガワの渡航を急がないようにしている。それに同選手の労働許可証もまだ整っていない」

 STVVは15日にウインターブレイク明け初戦で、昨シーズン王者のクラブ・ブルージュと対戦する。新天地で復活を期す日本代表の元10番のデビューは、いつになるのか。欧州6クラブ目での挑戦に注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】香川真司&小栗旬の「素敵ツーショット」

【動画】香川真司が親友・坂本勇人の2000本安打達成を祝して披露したキャッチボール姿

次ページ【画像】香川真司&小栗旬の「素敵ツーショット」

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事