大久保嘉人が恩師・小嶺先生に最後の別れ。「『嘉人帰って来たか』って笑顔で言ってくれそうな感じでした」

2022年01月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

「志を立て 耐えて励まん」

恩師・小嶺先生に最後の別れを告げた大久保。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 悲しみをこらえて、前を向いた。

 1月7日、高校サッカー界の名将、小嶺忠敏さんが天に召された。76歳だった。同日、国見高時代に指導を受けた大久保嘉人氏がツイッターを更新。「先生に教わったこと全てが今の自分になっています」など自筆の手紙を公開した。

 8日には通夜が行なわれ、その翌日に大久保氏はツイッターを更新。「小嶺先生に最後のお別れをして来ました」と書き出し、以下のように綴った。

「今にも起き上がって「嘉人帰って来たか」って笑顔で言ってくれそうな感じでした」
 
 そして「プロ入りの時に先生にもらったこの言葉を胸にこれからも頑張っていきます」と、一枚の色紙を公開。そこには、以下のように記されている。

「志を立て 耐えて励まん」

 恩師の教えをこれからも支えにして生きていく大久保氏は、「天国で見守っていて下さい」と締めくくった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【関連画像】小嶺先生から嘉人へ「志を立て 耐えて励まん」

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