セルティックの2021年は、日本の３選手獲得を発表して幕を閉じた。

　12月31日、セルティックは横浜F・マリノスから前田大然、川崎フロンターレから旗手怜央、ガンバ大阪から井手口陽介を獲得したことを明かした。古橋亨梧の活躍もあり、その後を追ってスコットランドに渡る３選手は大きな注目を集めている。

　もちろん、古橋の成功があったとはいえ、新たな環境に挑む３選手が同じように結果を出せるかは分からない。確かなのは、異なる文化に上手く適応できるかが重要な鍵になるということだ。

　その意味で、セルティックが早い段階で３選手の獲得をまとめられたことは大きい。現役時代はアストン・ビラなどでプレーしたガブリエル・アグボンラホールは、『Football Insider』で「冬の中断で彼らに何ができるかを見る時間があった」と話している。
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「彼らを一緒に仕事させ、新しいチームメートたちに慣れさせるんだ。彼らはとても、とても良い選手たちだと確信している。セルティックにとって素晴らしいビジネスとなるかもしれない」

　35歳の元イングランド代表FWは「彼らは互いに助けることができるグループに入った。同じ国から来た。馴染むのにより助けとなる」と続けた。

「セルティックにとってポジティブだと思う」

　首位の宿敵、レンジャーズを勝点６差で追うセルティックの2022年は、１月17日のハイバーニアン戦から始まる。３選手は古橋のようにロケットスタートを切ることができるのか。アンジェ・ポステコグルー監督の存在を含め、日本との関係が深まる一方のグラスゴーの名門が、どのような年明け初戦とするか注目だ。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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