「この先SBはきついと思う」内田篤人が冨安健洋のプレミアデビュー戦に独自見解「もっといい選手が…」【2021総集編】

2021年12月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

「こういうこともできるんだ?」と思ったシーンとは…

プレミアデビューを飾った冨安について内田氏が持論を述べた。(C)DAZN/Sugugru Saito

 今年も残すところあと2週間。本稿では、2021年のサッカー界における名場面を『サッカーダイジェストWeb』のヒット記事で振り返る。今回は、アーセナルでは本職のCBではなく右SBでプレーする冨安健洋について、内田篤人氏の自身の経験を交えた見解を再掲する。

記事初掲載:2021年9月17日

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 元日本代表DFの内田篤人氏が、DAZNで配信中の冠番組『内田篤人のFOOTBALL TIME』で、プレミアデビューを飾った冨安健洋について言及した。

 移籍市場最終日の8月31日に、ボローニャからイングランドの名門アーセナルへ電撃移籍を果たした冨安は、9月11日のノーリッジ戦に右SBでいきなり先発デビュー。日本代表戦明けで、チーム練習は1日しか参加できなかったにもかかわらず、62分までプレーし、攻守に小さくないインパクトを残した。

 自身も右SBとして活躍した内田氏は、まず敵陣ゴール前でパスを受け左足でシュートを放った5分のシーンについて、「ここでもらうんだ? こういうこともできるんだと思った」とコメント。10分に裏をとられかけながらも追いついた場面では、「速いねぇ、サイドバックはこういうスピードは大事」と語った。
【動画】「ここでもらうんだ? こういうこともできるんだ」内田篤人を驚かせた冨安のプレー
 ただ、進行の野村明弘アナウンサーが「クラブは(本職の)センターバックというよりは、右サイドバックとして考えているようです」と紹介すると、「そうなの?」と返し、次のように持論を展開した。

「センターバックや3バックならいいけど、サイドバックはこの先、きついはきついと思うよ。プレーはサイドバックじゃないからね。プレミアがそれでいいなら、いいかもしれないけど。僕はプレミアでプレーしたことがないから。強くて、細かいことがいらないならいいと思う」

 そして、「きつい」と指摘した点について、「組み立てとか、高い位置に行って崩しで何とかして、とかを求められると、他に補強されたらもっといい選手はいると思う。ただ、冨安君には冨安君の良さがあり、それで(チームが)いいなら、抜群だと思う」と続けている。

 右SBのスペシャリストらしい見立てをした内田氏は、それでも「プレー自体はよかった」と認め、「サイドバックは守備ができれば評価される」と自身の経験を交えてエールを送った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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