「結局、一番手じゃないのは最悪」内田篤人が現状を憂いた日本代表戦士は?「器用貧乏で終わってほしくない」

2021年12月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

「どういう違いを出してメンバー入りを目指したらいい?」

南野の現状について持論を述べた内田氏。(C)DAZN/Suguru Saito

 元日本代表DFの内田篤人氏が、DAZNで配信中の冠番組『内田篤人のFOOTBALL TIME』の最新回で、日本代表FWの現状を憂いた。

 番組内で話題となったのが、リバプールの南野拓実が置かれた状況だ。前線にはモハメド・サラー、サディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノの3トップに加え、ディオゴ・ジョッタという強力なライバルがいるため、なかなか出場機会を掴めていない。一方で、チャンピオンズ・リーグのミラン戦ではインサイドハーフで起用されるなど、中盤で使われ試合も増えつつある。

 内田氏から、「拓実はこういうメンバーの中で、どういう違いを出してメンバー入りを目指したらいいんですかね?」と問われた、ゲスト出演の元日本代表FW佐藤寿人氏は、次のように答えた。

「ライン間で受けるのも上手い。途中から出てきてゲームを終わらす、というタスクも求められている。逆に点を取るというところでの起用がない」

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 これに「そうねんですよね。そこが難しいですよね」と返した内田氏は、次のように語っている。

「ここもできるからと使われるけど、結局一番手じゃないというのは最悪。器用貧乏で終わってほしくない。ここしかできないけど、スペシャルワンで一番目はこいつ、というほうが使われやすいかな」

 佐藤氏も「ずっとリバプールにいられるのは、評価されているから。ただ、もうひとつ上に行くためには、(プレミア初ゴールを挙げた)先日のアーセナル戦のように、得点というところも求められてくる」と続けている。

 1月にアフリカ・ネーションズカップでサラーとマネが抜けるだけに、それまでに「代役になれる」という信頼を勝ち取れるか。南野の戦いは続く。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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